メルセデスF1が大型スポンサーを獲得か。化学大手イネオスと年間28億円の契約との報道

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2020年02月03日 16:21  AUTOSPORT web

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2019年F1第5戦スペインGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
メルセデスF1チームが、2020年に向けて新たに大手化学会社イネオスと年間2000万ポンド(約28億6000万円)のスポンサー契約を結ぶ見通しであると報じられている。

 メルセデスは2019年12月に、イネオス・スポーツのセーリングおよび自転車ロードレースチームとパフォーマンスパートナーシップを結んだことを発表、メルセデスの応用科学部門とイネオスチームが、エンジニアリング、人間科学、シミュレーション、データ分析、人間および技術能力の活用等について共同でイノベーションの開発・実施にあたることを明らかにした。

 フィナンシャル・タイムズは、1月31日発表の記事において、スポーツビジネスの分野への進出をさらに進めたいイネオスは、メルセデスF1チームとのパートナーシップを拡大し、スポンサー契約を結ぶ見通しであると伝えた。関係者からの情報によると、この契約は数週間のうちに発表される模様で、3月の開幕戦オーストラリアGPからマシンにイネオスのロゴが飾られることになるという。

 この契約によってチームにもたらされるスポンサー料金は2000万ポンド(約28億6000万円)に上るとフィナンシャル・タイムズは伝えている。ただ、現時点ではメルセデスもイネオスもこの件についてノーコメントを貫いているということだ。

 6年連続でダブルタイトルを獲得したメルセデスは、2020年型F1マシン『W11』のシェイクダウンを2月14日に行う。

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