政府は4日、感染が拡大する新型コロナウイルスを含む感染症対策をまとめたチラシを首相官邸のホームページで公開した。自由に転載や印刷し、周知などに役立ててほしいと呼びかけている。
感染症対策のチラシでは、「手洗い」と「マスクの着用を含む咳エチケット」について解説している。手洗いでは、ドアノブや電車のつり革などに触れることで手にウイルスが付着している可能性があると説明。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗うことが必要としている。正しい手の洗い方は、石けんをつけ、手のひらや甲に加え、指先・爪の間を念入りにこすり、指の間や手首も忘れずに洗うと説明している。
また、くしゃみや咳の飛沫にウイルスが含んでいるかもしれないとして、「咳エチケットを紹介」。マスクを着用すること、マスクがない時はティッシュなどで鼻と口を覆うこと、とっさの時は袖で鼻と口を覆うことの3つの咳エチケットを推奨している。何もせずに咳やくしゃみをしたり、手でおさえることはNG例として紹介されている。
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出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)