ブラッド・ピット、ヘンリー王子をジョークにしたスピーチがウィリアム王子の前で読まれる

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2020年02月04日 19:22  Techinsight Japan

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授賞式欠席もジョーク交じりのスピーチを用意していたブラッド・ピット
現地時間2月2日、第73回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式がロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された。助演男優賞は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演したブラッド・ピット(56)が獲得したが、授賞式を欠席したブラッドに代わり同映画に出演したマーゴット・ロビー(29)がスピーチを代読した。観客席でウィリアム王子とキャサリン妃が見守る中、「王室離脱」や「ヘンリー王子」をジョークにしたスピーチが読み上げられた。

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クエンティン・タランティーノ監督作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で、レオナルド・ディカプリオ演じるTV俳優リック・ダルトンの付き人クリス・ブース役を演じたブラッド・ピット。同役でブラッドは英国アカデミー賞助演男優賞を受賞したが、授賞式には残念ながら出席できなかった。当日は同映画にてシャロン・テート役を演じた女優マーゴット・ロビーがブラッドからのスピーチを読み上げた。

ブラッドからのスピーチは、1月31日に欧州連合(EU)から離脱して“独身”になったイギリスと、離婚して独身となった自分自身とのジョークからスタートした。

「やあ、英国さん。ついに独身になったんだって。僕らの仲間にようこそ! 離婚調停での成功を祈ります。」

受賞については「極めて名誉であり、大変有意義な賞だ」と述べ、映画制作スタッフや俳優達に感謝の気持ちを伝えた。次にマーゴットは、仮面を施したトロフィーを持ち上げて「ブラッドは、トロフィーを“ハリー”と名付けると言っています。彼はトロフィーが、アメリカで待つ自分のところに戻ってくることをとても楽しみにしているそうです」と言い、「これはブラッドの言葉よ。私のじゃないわ」と付け加えた。

“ハリー”とはヘンリー王子のことで、先月に英王室離脱の決断をしてメーガン妃が待つカナダに向かったことをジョークにしたようだ。会場にはウィリアム王子とキャサリン妃が観客席に座っていたが、この瞬間も笑顔で拍手を送っていた。

なおこの日、王室をジョークにしたのはブラッドだけではなかった。監督賞のプレゼンターを務めたオーストラリアの女優でコメディアンのレベル・ウィルソン(39)もその一人だ。

「この場に立てたことを光栄に思います。このロイヤル、えっと、ロイヤル・アンドルー…ロイヤル・ハリー…違う、すみません。ロイヤル・フィリップ…いや、ロイヤルな宮殿の場に。」

授賞式会場の「ロイヤル・アルバート・ホール」と世間を騒がせた3人の王室メンバー(アンドルー王子、ヘンリー王子、フィリップ殿下)の名前をジョークにしたスピーチで、会場を大きな笑いの渦に包み込んだ。



(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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