ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリクは「ワン・ダイレクションを冒とくしている」

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2020年02月06日 12:32  Techinsight Japan

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「グループを心から愛してる」とルイ・トムリンソン
ワン・ダイレクション(1D)のメンバー、ルイ・トムリンソン(28)が、2月2日付の英メディア『The Sun』のインタビューで不仲が報じられている元メンバーのゼイン・マリク(27)との関係について言及した。ルイは、ゼインとの関係修復はまだ難しいと語っている。

イギリスの人気番組でスター発掘を目的とする『Xファクター』に参加していたルイ・トムリンソンとゼイン・マリク。同じく番組に参加していたハリー・スタイルズ(26)、リアム・ペイン(26)、ナイル・ホーラン(26)と5人で1Dを結成した。しかし人気絶頂だった2015年にゼインが突如脱退、それがきっかけとなり翌2016年にグループの活動を休止し、現在はメンバーそれぞれがソロで活動している。

ルイとゼインの関係が崩れ出したのは、ゼインがグループ脱退後のインタビューで1Dの楽曲について「変哲もないつまらないもの」と否定したことから始まった。ルイは今回のインタビューで、ゼインの過去の発言に対して「幾多のインタビューをこなさなくてはいけないから、機嫌が悪い時もある。そんな時は言ってはいけないことを口にしてしまうこともあるけど、大人になるにつれてそれが本当に悪意があるものなのか、それとも単に発破をかけてるのか、どっちなのかは分かるよ」とコメントしている。

さらにインタビュアーから「ゼインは(1Dを)冒とくしていると思う?」と問われたルイは、はっきり「YES」と答えた。メンバーのリアムも「1Dというグループにいることは体にとって毒だと思ったこともある」と明かしたこともあり、各々がグループに対して違う見解を持っているようだが、ルイの1Dへの愛は格段に強い。

「なぜ今までグループへの不平を漏らしたことがないのか」と聞かれた際には「僕はこのグループを心から愛してるんだ。このグループに入れたことを誇りに思っている。田舎出身の僕にこれ以上ないチャンスをくれたんだ」とグループへの感謝の言葉を口にしたルイ。「ナイルを除いて、僕以上に1Dのこと、発表した曲のことを誇りに思っている人間はいないよ」と言い、誇りに思っているものを否定された怒りはまだ収まっていないようだ。

ゼインが観に行くと約束したにもかかわらず、ルイのショーに現れなかったこともゼインとの確執が深まった原因だったと言えるだろう。しかもそのショーは、ルイの母親ジョアンナさんが2016年12月に亡くなった後、『Xファクター』で歌を披露するというルイにとっての大舞台だった。メンバーのハリー、リアム、ナイルが彼のステージを見守る中、ゼインの姿だけがなかった。

インタビューでも「メンバー全員大好きだし、一緒に頑張っていた時が懐かしいよ」と1Dへの愛を語っているが、それでもゼイン・マリクとの確執は簡単にはなくならないようで「僕達はそれぞれに問題を抱えているからね」と述べた。簡単ではないとしつつも関係修復の可能性がゼロというわけでもないようで、ルイ・トムリンソンは「もしかしたら朝起きて、『よし、仲直りしよう』って思う日が来るかもしれない。でも今じゃないんだ」とも話している。
(TechinsightJapan編集部 Tina)
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