松本穂香主演『酔うと化け物になる父がつらい』原作・菊池真理子描き下ろしイラストポスター公開

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2020年02月14日 12:02  リアルサウンド

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『酔うと化け物になる父がつらい』(c)「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会

 3月6日公開の映画『酔うと化け物になる父がつらい』より、原作者の菊池真理子描き下ろしのイラストポスターが公開された。


参考:詳細はこちらから


 本作は、秋田書店のWebサイト『チャンピオンクロス』にて連載され反響を呼んだ、家族崩壊ノンフィクションを映画化したもの。毎日アルコールに溺れる父と新興宗教信者の母の両親のもとに生まれた田所サキは、酔った父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていく。


 主人公のサキは、酔うと“化け物”になる父のおかしな行動への悩みから、徐々に自分の気持ちに蓋をして過ごすようになる。自分とは正反対で明るく活発な妹や、学生時代からの親友に支えられ、家族の崩壊を漫画として笑い話に昇華しながらなんとか日々を生きるサキ。そんなある日、アルコールに溺れる父に病気が見つかってしまう。


 松本穂香が主人公・田所サキ、渋川清彦がサキの父・田所トシフミ役を務めるほか、母親役でともさかりえ、妹の田所フミ役で今泉佑唯が出演。さらに、恒松祐里、濱正悟、浜野謙太らが脇を固める。『ルームロンダリング』(MBS/TBS)、ドラマ24『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の片桐健滋監督がメガホンを取り、3人組お笑いユニット「ザ・プラン9」の久馬歩も共同で脚本を担当する。


 公開されたイラストポスターは、映画の場面写真を原作者である菊池が描き下ろしたもの。酔っ払った父・トシフミと、それを笑顔で見守る妹のフミ、呆れた表情で見つめる母それぞれの表情が捉えられている。また、菊池からはコメントも寄せられている。


菊池真理子 コメント
泥酔する親の元に育った人、今現在お酒が手放せない人、お酒には特に思いいれのない人、
親との仲が良好な人、縁を切った人……。
もしかしたらこの映画は、見る人によって、少しずつ違う思いを抱かせるものかもしれません。
けれど誰もが、自分が何をされてきたのか、自分が何をしているのかを、考えずにはいられない。
私は主人公のサキちゃんを見て、自分の身に起こったことを、本当の意味で知りました。
私と父の気持ちを、当人以上に主演のお二人が考えてくださったこと、この先忘れることはありません。
(文=リアルサウンド編集部)


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