「ニーム(NIMES)」や「マリン フランセーズ(LA MARINE FRANCAISE)」などを展開していたINS(旧ヰノセント)が、2月14日に東京地裁へ特別清算の申請を行ったと帝国データバンクが報じている。報道によると、負債総額は債権者約70人に対し、約16億8000万円。
ヰノセントは1988年に創業し、20代から40代の女性をメインターゲットにしたアパレル事業を展開。自社ブランドのニームやマリン フランセーズのほか、インポートブランドのライセンスビジネスも行っていた。2018年にインスタイル グループの子会社となり、グループ内のインスタイル アパレルに事業を譲渡した。
近年は業績不振が続いていたといい、昨年7月に特別清算の申請に向けた事後処理を担当弁護士に一任。同年11月末には商号をヰノセントからINSに変更するとともに、株主総会の決議により解散していたという。
なお、ニームとマリン フランセーズは引き続きインスタイル アパレルが展開している。
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