日本代表DF冨安健洋を擁するボローニャは15日、ホームでジェノアとの第24節を迎えた。冨安はこの試合もフル出場を果たしたが、試合は2人の退場者を出したボローニャが0−2で敗れる結果となった。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が選手採点を発表している。
ジェノアは28分にアダマ・スマオロの得点で先制に成功。44分にはカウンターからアントニオ・サナブリアが右足シュートを沈めて追加点を奪った。対するボローニャは34分にイェルディ・スハウテンが、89分にステファノ・デンスビルが退場に。冨安は61分からチームがシステムを3バックへ変更したことに伴い、右サイドバックから3枚のセンターバックの右にポジションを移して奮闘したが、反撃への足掛かりを作ることはできなかった。
ガゼッタ紙はこの試合の冨安を「5.5」と評価。「最初の失点には関与しなかったが、いつもより正確性に欠き、相手へのプレッシャーも低かった」と厳しめの論評を下している。
なお、ボローニャのチーム最高点はGKウカシュ・スコルプスキの「6」、両チーム合わせての最高点はジェノアのサナブリアの「7」となっている。