カシオ計算機が、海外子会社のカシオヨーロッパ(Casio Europe)の元従業員の不正行為を公表した。元従業員が2004年から2019年7月までの期間、送金データを改ざんし、自身の銀行口座に不正送金していたというもので、損害額は約7億円だった。
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同社は不正行為の発覚後、2019年9月13日付で当該元従業員を懲戒解雇し、同月に刑事告訴した。なお、今回の損害額は既に過年度の費用として処理しており、今期の業績に影響はないという。同社は「今回の不正行為の発生を厳粛に受け止め、再発防止に向けて取り組む」とコメントを発表している。
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