乃木坂46 4期生、ドラマ初出演で西加奈子『サムのこと』『猿に会う』映像化 dTVにて独占配信決定

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2020年02月22日 05:01  リアルサウンド

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(c)西加奈子・小学館/エイベックス通信放送

 乃木坂46の4期生総勢11名がドラマ初出演する『サムのこと』『猿に会う』の2作品が、3月20日よりdTVにて独占配信されることが決定した。


 今回、映像化されるのは、直木賞作家・西加奈子の初期の同名短編の2作品。これまで『きいろいゾウ』『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』『まく子』の3作品が映画化され、今秋には『さくら』が公開される西作品だが、ドラマ化されるのは本作が初となる。


 乃木坂46の4期生は2018年12月にデビューし、日本武道館でお披露目された「乃木坂46 4期生お見立て会」で約1万席のチケットが発売後2時間で完売するなど、デビュー当時からその注目度の高さを証明。また、4期生の遠藤さくらは24枚目のシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」で初センターを飾ったほか、フロントには同じく4期生の賀喜遥香と筒井あやめが起用され、グループを背負う次世代のセンター候補として注目を集めている。『サムのこと』では遠藤、『猿に会う』では賀喜が共にドラマ初主演を務める。


 『サムのこと』は、同じアイドルグループのメンバーだった1人が亡くなったことをきっかけに久々に集まった元メンバーの4人が、当時を振り返る過程で、仲間を失った喪失感が生きる希望へと変わっていく模様を描いた群像劇。キャストには、自由奔放で独自の世界観を持つサム役の遠藤をはじめ、LGBTであることをメンバーに隠し続けるアリ役の早川聖来、ストレスが原因でアルコール依存症になるキム役の田村真佑、SNSでアイドルである妹のネガキャンを行うモモ役の掛橋沙耶香、占いに傾倒してしまい、借金まみれになるスミ役の金川紗耶、姉からのネガキャンでメンタルをやられ引きこもりになるキララ役の筒井あやめ、サムたちがよく通うカラオケボックス店員役の矢久保美緒の計7名が出演する。


 一方の『猿に会う』は、コンプレックスを抱える仲良し女子大生3人が日光への旅行を通じて、殺人事件など様々なトラブルに見舞われながらも、それぞれの人生を見つめ直すロードムービー。本作の主人公で耳に大きなホクロがあるというコンプレックスを抱えるまこ役の賀喜をはじめ、しっかり者で物事を四捨五入しがちな性格のきよ役の清宮レイ、今まで男性と付き合ったことがなく、歯の矯正をしているさつき役の柴田柚菜、まこたちと同じ大学に通う少しイケてるタイプの女子大生である涼子役の北川悠理の計4名が出演する。


 なお、『サムのこと』の監督には、映画『重力ピエロ』『見えない目撃者』の森淳一、『猿に会う』の監督には、乃木坂46をはじめ、ゆず、Mr.Childrenなど300組以上のMVやコンサート映像を手がける高橋栄樹が起用された。


 また、本作の配信を記念して、3月17日には都内で本2作配信記念イベントが開催される。乃木坂46の4期生新メンバーは本作には出演していない。


【写真】『サムのこと』『猿に会う』シーン写真


■乃木坂46 4期生『猿に会う』出演メンバー コメント
・遠藤さくら
最初は演技に対して苦手意識が強かったのですが、今回この作品でお芝居に携わらせていただいて、いろいろな発見があって楽しいと思えるようになり、とてもいい経験になったなと思いました。


・早川聖来
初めてのことが多くて分からないことがたくさんありましたが、スタッフさんやメンバーのみんなが助けてくれたので、新鮮な気持ちで撮影を楽しむことができました。


・田村真佑
最初は緊張していましたが、演技をたくさん重ねることで徐々に緊張がほぐれて楽しく撮影できました。


・掛橋沙耶香
イントネーションやテンションがとても難しくて、自然に演じようと思ったら暗くなりすぎてしまうこともあり、反省点が多いです。でも、みんな和気あいあいとして楽しい現場でした。


・金川紗耶
このドラマの撮影が始まって、いろいろな人とコミュニケーションをとることは、とても楽しいなと思いました。初めてのドラマ撮影は難しいことも多かったのですが、とても楽しく撮影ができました。


・筒井あやめ
撮影はとても緊張しましたが、カメラがまわると気持ちを切り替えて撮影に挑みました。普段の私と役どころがかなり違うなと感じたので、演技が上手くできるか不安でしたが、自分なりに頑張りました。


・矢久保美緒
私の役は本編に少ししか出ないのですが、少しだからこそ皆さんの記憶に残るよう演じることを意識しました。これまでに舞台で演技はやらせていただいたのですが、映像の演技は初めてなので頑張りたいと思います。


■乃木坂46 4期生「サムのこと」出演メンバー コメント
・賀喜遥香
まさか4期生全員でドラマをやらせていただけるなんて思ってもいなかったのですが、やるからには良い作品にしたいです。4期生はまだまだ経験が浅いので、多くの人がいる中で演技をするのはとても緊張しますが、今回の経験を通してまた一つ成長できればなと思うので、頑張ります!


・清宮レイ
ドラマの演技は細かいところまでしっかりと表現しなければならないと思うので難しいのかなと思いますが、私自身、ドラマ見るのが大好きなので、少しでも上手く演じられたらなと思います!


・柴田柚菜
今は楽しみだなという気持ちと、頑張ろうという気持ちが大きいです。演技がどれだけできるか分からないので不安はありますが、みんなで良い作品がつくれるように、精一杯頑張ります!


・北川悠理
素敵な機会をいただけたことにとても感謝しています。私は、1クールに12本以上のドラマを見るほどの、大のドラマ好きなので、ドラマに出演させていただくことは私にとって大きな夢の一つでした。今回の経験を次に繋げられるよう、たくさんのことを吸収するつもりで頑張りたいと思います!


(リアルサウンド編集部)


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