『いきなりマリッジ3』第15話ーー出会って17日目、新郎と新婦が互いの本音を曝け出す

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2020年02月26日 07:02  リアルサウンド

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『いきなりマリッジ3』(c)AbemaTV

 初対面の男女が出会ったその日に婚姻届を書き、そのまま30日間の“新婚”生活を送る“新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ』待望の第3シーズン。「ハイスペ夫婦編」第6話が、2月22日よりAbemaビデオにて配信されている。


(関連:『いきなりマリッジ3』第14話ーー出会って12日目、新郎への“ある不満”が爆発して新婦が家出!?


「今日がすごい大事な日だったんよね」


 家に帰ってきた新婦ナツキ(29歳)と6日ぶりに話し合うことができた新郎タケル(33歳)は、ホッとした表情でその日を振り返った。


 ナツキは、タケルの知り合いの店で紹介されなかったことに腹を立てていた。“新婚”生活14日目、ナツキが家を出て行ってから3日、彼女は仕事に没頭していた。タケルが出張から帰ってくることもあり、番組スタッフはナツキに「気持ち的にはどうですか?」と尋ねる。ナツキは「元気ですよ。明日もレッスンが3つある」と明るく答えていたが、仕事に集中することで“新婚”生活を考えないようにしているようにも見えた。


 “新婚”生活15日目。タケルが出張先から帰ってきた。帰る前、ナツキに「ゆっくり話そう」とLINEを送っていたタケル。「仕事終わったら帰るね」というナツキの返信に、「いつものなっちゃんぽいLINE」と安堵の表情を浮かべる。「一人のときはすごく寂しい」と感じたというタケルは、「実際何でそこまで(家出に)なったのかが全然わからなくて」「ちゃんと確認したい」とナツキと向き合う時間を望んでいた。


 その後、ナツキが4日ぶりに帰ってくる。ナツキはいつも通りの雰囲気だったが、二人の間にはどことなく気まずい空気が流れていた。タケルから「ちょっと落ち着いたら話そうよ」と提案すると、ナツキは「夜ちょっと疲れてるから元気な時がいいな」と返し、その後、珍しくお酒を飲まずに部屋に戻ってしまう。2日後に話し合うことに決まったものの、タケルは「何もしっくり来てない感じだったんで。31日(話し合いの日)まで、ちょっとモヤモヤかな」と不安そうだ。


 “新婚”生活17日目。ナツキの心情が気になるタケルは、同僚の女性に相談する。「気になったことがあっても、その場ですぐに答えを出すのが好きではない」と語るタケルに対して、同僚は「溜めて言ったら『何で今言うの?』ってなるよ」と助言した。また同僚が「逆に直してほしいところないの?」と聞くと、タケルは「(なっちゃんの)発言が気になる」と打ち明ける。実家・徳島の話をしたとき、ナツキに「徳島ってどこ? めちゃくちゃ田舎でしょ」と言われて、傷ついたとこぼすタケル。そんなタケルに同僚はこうアドバイスする。


「言わないと伝わらない」


 タケルとナツキはゆっくり話し合うことに。タケルは同僚のアドバイスに従い、ナツキに「雑に扱ったつもりはないが、素敵な対応ではなかった」「レディーファーストを意識してきたつもりだが、なっちゃんが求めるレディーファーストにわからない部分がある」などの想いを正直に伝える。するとナツキは「できてないよって言ってるのは(レディーファーストではなく)気遣い」と指摘し、「親しい人に紹介されず、傷ついた」「タケルんに偏見を持ちたくなくて家に帰りたくないと思った」などと心情を口にした。


 タケルもナツキも相手としっかり向き合おうとする。タケルはナツキが家を出て行ってから、彼女が怒った理由をずっと考えていて、同僚には「怒った理由がわからないまま『ごめん』とは言いたくない」と話していた。タケルは相手の気持ちをきちんと理解したいのだろう。一方ナツキは、突然家を出て行ってしまったが、その理由は「タケルんのことをフラットに見たい」「偏見を持ちたくない」からだった。些細なことが気になってしまうとはいえ、タケルとの30日間を大切に過ごしたいという思いが伝わってくる。また、タケルが「なっちゃんの発言に傷ついた」と正直に切り込むと、ナツキは「わたしもそんなん言われたら傷つくよなって思った」と素直に反省していた。


 話し合いが終わると、二人の間には笑顔が戻る。伝えたいことを口にしたからこそ得られた結果だ。


 “新婚”生活18日目。タケルとナツキは、タケルの実家がある徳島県にいた。待ち合わせ先のレストランで待っていたタケルの両親は、笑顔でナツキを迎え入れる。タケルの母親はナツキに親しげに話しかけにいく。「今日楽しみにしていました」「早く着きすぎて、来る車を右から左からずっと探して……」と明るく、声を弾ませる。父親は言葉少なだが、柔らかな表情でタケルとナツキを見つめ、「正直親として、お前もそろそろいい人見つけて、孫も見たかったけ、かすかな期待をしてる」と結婚に肯定的だ。ナツキに会えるのを楽しみにしていたタケルの両親は、幼い頃の息子の写真を持ってきていた。一方ナツキも、“新婚”旅行の思い出をまとめたアルバムをサプライズで用意。タケルにも内緒にしていたようで、「それ見たことない、アタシも」と驚いていた。


 終始、和気藹々とした雰囲気で進んだ義両親との対面。終盤には、タケルが両親に「(なっちゃんの両親に)サプライズしようかと思うんだけど……」とこっそり相談した内容を、タケルの母親があっさりナツキにバラし、笑い合う場面もあった。ナツキとタケルの両親との関係に、今のところ不安はないように感じる。タケルとナツキの残りの“新婚”生活、そして互いの未来にどんな決断を下すのか。期待が高まる。(文=片山香帆)


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