ホーム > mixiニュース > スポーツ > スポーツ総合 > MotoGP:ジョアン・ミル「昨年はグッドなシーズン。2020年はまず表彰台が目標」/開幕直前インタビュー

MotoGP:ジョアン・ミル「昨年はグッドなシーズン。2020年はまず表彰台が目標」/開幕直前インタビュー

0

2020年02月27日 11:11  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

写真ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)/セパンテスト
ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)/セパンテスト
 スズキは、セパン・インターナショナル・サーキットで行われたMotoGP公式テスト後に、都内でGPライダーメディア取材を開いた。そこでチーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスとジョアン・ミル、ふたりのスペイン人ライダーにインタビューし、昨年の振り返りと2020年シーズンの展望を聞いた。

 今回は、2019年にチーム・スズキ・エクスターのライダーに抜擢されMotoGPクラスに昇格したミルだ。昨年は怪我での欠場も経験したルーキーイヤーとなったが、ベストリザルトは5位、ランキングは12位を獲得した。

「昨年の目標は表彰台だったけど、シーズンの前半では6〜8位フィニッシュを4度して安定していたね。でもシーズンの途中で怪我をしたことで後れをとってしまったことがもったいなかった」

「怪我をして100%プッシュすることができなかったけど、全体を通していえば“グッド”なシーズンだったと思う。MotoGPクラスに上がってきて最初のシーズンは、辛いことや難しいことが多いけど、スズキのマシンにもチームにも慣れて結果として良かったね」

 ミルが語る通り、彼は第10戦チェコGPの翌日にブルノ・サーキットで行われたオフィシャルテストで転倒し、肺挫傷と診断された。その後2戦欠場したが、現在の身体の状況については「ある程度良いし、実際には100%完治はしているよ」と話した。

「完治に時間がかかったし、セパンは湿度が高くて身体にとって要求の高い厳しい場所だったが、調子は良かった。走り込みや自転車のトレーニングも重ねているから完治したとみているよ」

 また、2019年シーズンを10段階で表すと「8点」と振り返ったが、その理由は以下のように語る。

「昨年表彰台を狙っていたが、悪運が重なってクラッシュしたりシーズンの中盤で怪我をした。けれどシーズンの序盤で6位フィニッシュして、(怪我明けの)ミサノでも8位に入ったんだ。この成績はMotoGPの現状のレベルと自分がルーキーであることを考えるといい成績だと考えている」

「年間を通じてスズキのマシンのポテンシャルが継続して進化したので、それに慣れないといけないこともあったし、フィリップアイランドでは5位に入った。自分の成績はそう見ているが、シルバーストンではアレックス(・リンス)がすごく良い成績(優勝)を出していて、その後は彼もトップ5にいたよね」

「彼自身は経験値を持っているけど、自分は経験がないなか彼に近しい成績を出し、時には彼を超えている時があった。ふたりで切磋琢磨して成績が伴ってきたので、シーズンを通してみると8点は自分なりの評価だね」

■最高峰クラス2年目は表彰台の常連が目標

 次に、セパンテストで試した2020年型GSX-RRの印象を聞いた。ミシュランが今年用に開発した新しいリヤタイヤと新型マシンのセッティングを中心に行っていたとミルは話す。

「2020年仕様のバイクについては、まずはリヤタイヤのコンパウンドが新しくなったことによる影響が大きいということを念頭に置いておかないといけないんだ。セパンではそれに合わせて新しいシャシー、スイングアームを試した」

「エンジンの進化は大きくて、パワーが増したというよりエンジンがスムーズに働くようになったね。そのおかげでコーナリング中にマシンが扱いやすくなり、結果としてグリップをより得られるようになったから、パッケージとして強くなった」

「ただ、ライバルたちも同様に努力をしているから、現状では戦闘力があるけど、努力を続けていかなければならないところはまだあるよ」

 新型マシンにポジティブな印象を抱いているミル。2年目の目標は「もちろん勝てるだけ勝ちたいけど、現実的な成績も考えなければならないよね」と語った。

「いろんな改善をして、結果として勝てたら自分にとってはサプライズだから嬉しいけど、まずは表彰台に上がることが目標だ。その次は表彰台獲得を継続すること。そして勝てたら、勝ちを継続するということを一歩一歩続けていきたい」

「2019年シーズンはトップ5を獲れたから、スタートはそこからになる。今シーズンはそれ以上のところを狙っていくよ」

 また、2020年を戦っていくうえでライバルについて「ひとり名前を挙げなければならないなら、当然マルク(・マルケス)に勝たなければいけないと考えているよ」という。

「ふたり目はほかの人も挙げると思うけど、チームメイト(リンス)に勝たなければならなくて、チームメイトも自分に勝たなければいけないと考えているはずだ。チーム内でお互い限界を探り合いながら戦っていくのは、お互いを押し上げることにも役立つからね」

 チームメイトのリンスと切磋琢磨しルーキーながら上位の成績を残したミル。MotoGP2年目もリンスとともにさらに飛躍をみせるだろう。3月6〜8日にカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される開幕戦から注目だ。

    あなたにおすすめ

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定