新型コロナ対策で相次ぐイベント中止 打首獄門同好会、syrup16g、NUMBER GIRL…自宅で楽しめる無観客ライブ

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2020年02月27日 21:12  リアルサウンド

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新型コロナ対策で相次ぐイベント中止…自宅で楽しめる無観客ライブ

 2月26日昼過ぎ、新型コロナウイルス感染症対策本部が総理官邸で開かれた。安倍首相はスポーツや文化イベントについて今後2週間程度、中止か延期、または規模を縮小するように要請する考えを示した。


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 要請を受けて26日に大阪ドームで開催予定だったEXILEのライブ『EXILE PERFECT LIVE 2001→2020』と東京ドームで開催予定だったPerfumeの『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』は当日午後に中止が発表された。一部アーティストは26日の公演を開催したが、参加が困難なチケット購入者にはチケット払い戻しの対応を決めたアーティストも複数いる。さらに、2月下旬から3月下旬に開催予定だったライブの延期や中止を発表するアーティストが相次いだ。


 そんな中“無観客ライブ”の開催を発表するアーティストも出てきた。過去にX JAPANが台風によりライブが中止になった際に無観客ライブの配信を行ったが、当時は「前代未聞」と言われていた。


 今回先陣を切ったのは打首獄門同好会だ。


 打首獄門同好会は26日の15時過ぎ、29日に開催予定だったワンマンライブ『獄至十五ワンマンツアーファイナル』Zepp Tokyo公演の中止を発表した。それと同時に、開催予定日時に無観客ライブをネット配信することもアナウンスした。


 また、syrup16gも28日と29日に新木場STUDIO COASTで行う予定だったライブツアー『SCAM:SPAM:SCUM』の延期を決めた。当公演はニコニコ生放送で生中継配信されることが元々決まっていたが、生配信は中止せずに無観客で予定通り配信すると発表した。


 NUMBER GIRLも無観客ライブの配信を行う。3月1日に行う予定だったツアー『逆噴射バンド』のZepp Tokyo公演は、元々SPACE SHOWER TVオフィシャルYouTubeチャンネルでの配信と全国の映画館でのライブビューイングを行う予定だった。公演そのものは延期となったが、配信とライブビューイングは中止せず、無観客ライブを生中継することを発表した。


 無観客ライブを行うのはバンドだけではない。2月27日に行われる予定だった『22/7 1st Tour 〜ムズイ〜』のZepp Tokyo公演を中止した声優アイドルユニットの22/7も、無観客ライブの配信を決めた。SHOWROOM、AbemaTV、ニコニコ生放送の3つの配信サービスで同一内容が放送される。


 また、予定していたライブ内容から変更して無観客ライブ配信を行うアーティストもいる。2月28日に開催予定だった『スキマスイッチ TOUR 2019〜2020 POPMAN’S CARNIVAL Vol.2』の熊本県・市民会館シアーズホーム夢ホール公演の延期を発表したスキマスイッチ。彼らも無観客ライブの生配信を発表したが、公式Twitterにて予定していたライブとは別の内容で生配信することが伝えられた。さらに、『KREVA CONCERT TOUR 2019-2020『敵がいない国』』の三郷市文化会館大ホール公演(2月27日)とLINE CUBE SHIBUYA公演(2月29日)の中止を発表したKREVAは、YouTube生配信で最新アルバム『AFTERMIXTAPE』収録曲を全曲披露すると発表した。


 しかし中止になったからと無観客ライブが行われ無料で配信されることは、当たり前のことではない。打首獄門同好会は公式Twitterに「他バンドに同じような配信ライブを求めないようにしてくださいね。中止ってだけでも損失えげつないのに何百万か赤字が増えるやつです」と投稿している。


 大規模なイベントやコンサートでは加入することが多い、『興行中止保険』というイベントの中止による損害を保証する保険がある。契約内容によって異なるが、今回のような場合は保証対象外だという。中止や延期を決めたアーティストも、大きな金銭的損額を受けていることも考えられる。無観客ライブの配信を行うアーティストも例外ではない。


 無料のライブ配信は売り上げや利益に直結するわけではないだろうが、ファンが喜ぶことを優先した結果、行なってくれていることだと思う。ライブ配信を行ないたくても様々な事情で行なうことができないアーティストもいるはずだ。来場者の安全を優先するために、ライブを開催しくても開催できないアーティストがいるように。中止を決めたアーティストも多くのことを考え、苦渋の決断をしたはずだ。


 新型コロナウイルスについては先の見えない不安がある。ウイルス対策や世の中の影響について考えることも必要だが、暗い気持ちで居続ける必要はない。ライブ配信を行なうことで、自宅でも音楽を生で楽しむことができることを示してくれたアーティストもいる。彼らのライブを観て、音楽から力をもらうことで、明るい気持ちになってみても良いのではないだろうか。(むらたかもめ)


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