買いだめしている人の9割が「デマだとわかっていた」/ わかっているのに買いだめしてしまう理由とは…?

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2020年03月10日 17:52  Pouch[ポーチ]

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新型コロナウイルスにまつわるデマの影響で、全国各地でトイレットペーパーをはじめとする紙製品の不足が起きています。

不足の原因とされているのは “買い占め”

「デマを信じた人たちが買い占めに走ってしまった」と推測できますが、ある調査によって衝撃的な事実がわかったんです。

【みんな「デマだとわかっていても」買い占めていた…?】

日本トレンドリサーチが行った「買い占め問題」についての調査によると、対象者958人のなかで、「この1カ月以内に通常より多く買いだめしたものがある」と回答した人は23.3%。

回答者に「『今後不足する』という情報のほとんどがデマだと知っているか」と尋ねたところ……。

「デマだと知っている」と回答した人の割合は、なんと91.5%!

また「『今回の品薄状態は買い占めが引き起こしている』と言われていることを知っている」と回答した人の割合も、90.6%におよんでいます。

つまりは、デマであることや買い占めによる品不足が起きていることも「分かっている」うえで、買いだめしていた人がほとんどだったんです。

【わかっているのに買いだめしてしまう理由】

デマだと知っているのに、なぜ買いだめしてしまうのか。

その理由は

「デマとわかっていても、実際に店で売っていないから」(40代・男性)
「本当に必要な時に無いと困るので」(50代・男性)
「外出の頻度を少なくして感染のリスクを減らしたい」(30代・女性)
「あっても腐るものではないので」(50代・女性)
「ここで震災が来ないとも限らないから」(40代・男性)

といったもの。不安になってしまう心理もわかりますが、各自が本当に必要な分だけ購入していれば、品不足も起きないのではないでしょうか。

大変な時期だからこそ、より多くの人に品物が行き渡るよう配慮したいものですね。

参照元:プレスリリース、日本トレンドリサーチ
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(c)Pouch

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  • ペーパー類は、南海地震が起こったら工場や周辺道路が被災して届かなくなる可能性があるから普段からある程度の備蓄をって言われ続けているのにやってないの?って思った。
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