ストライプインターナショナルとソフトバンクによる合弁会社ストライプデパートメントが、3月18日付で石川康晴代表取締役社長が同職を辞任したと発表した。石川氏は自身が創業したストライプインターナショナル社長在職時に女性社員やスタッフへのハラスメント行為があったと一部で報じられたことを受け、同職を引責辞任したが、ストライプデパートメントでも同様の理由から辞任を申し出たという。
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ストライプデパートメントは、35歳〜49歳の女性(F2層)をターゲットにしたEC事業で2018年2月に設立。EC事業では"大人のためのデパートメントストア"を掲げ、社名と同名のECモールを運営している。開設当初、石川氏は会見の席で「日本一のファッションECデパートメントを作りたい」と宣言していた。合弁会社の現在の株主構成は、ストライプインターナショナルが78.97%、ソフトバンクが21.03%。
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ストライプデパートメントの新体制では、専務取締役の佐藤満氏が社長職に着任。同社取締役でストライプインターナショナルの新社長 立花隆央氏は代表取締役に就き、4月8日に開催予定の株主総会で承認された後、会長職に就任予定だという。
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