伊勢丹新宿店本館2階のリモデルが完了し、3月25日の今日リフレッシュオープンした。同館最大規模のポップアップスペース「イセタン ザ・スペース(ISETAN THE SPCE)」を新設したほか、短期〜長期で商品を入れ替えるポップアップスペースをフロアの各所に設け、トレンドや顧客の興味をその都度捉えた旬な売り場づくりを意識。新規顧客の獲得とともに、将来的なロイヤルカスタマーの創出を目指すという。
2階のリモデルではこれまで、婦人靴売場(2019年8月)や化粧品売場(同年9月から順次)、TOKYOクローゼット(同年12月)、アーバンクローゼット(今年2月から順次)の売り場を改装。フロアの担当者によると、2階は館のなかで最も興味やニーズの変化が激しい顧客が多いという。各所に新設したポップアップスペースでは伊勢丹新宿店をはじめとした百貨店での展開が珍しいブランドや、気鋭のブランドなどを取り扱い、顧客に新たな発見を提供していく。
イセタン ザ・スペースは「Timeless」「Genderless」「Category-less」をキーワードに、話題の人やブランド、ニッチなトピックといった多様な企画をジェンダーレスに発信する。初回のイベント「Hello! TOKYO by Mira MiKati」では、パリのセレクトショップ「コレット(Colette)」の元ディレクター サラ・アンデルマン(Sarah Andelman)が手掛けるコンサルティング会社ジャスト アン アイデア(JUST AN IDEA)と、フランスのブランド「ミラ・ミカティ(Mira Mikati)」がコラボレーションし、オリジナルアイテムやセレクト商品を販売。今後は約1ヶ月ごとに内容を入れ替える予定だ。