大塚千弘と内田慈が競技ダンスに挑む 『レディ・トゥ・レディ』7月公開決定

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2020年03月30日 05:01  リアルサウンド

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『レディ・トゥ・レディ』(c)2020イングス

 映画『レディ・トゥ・レディ』が7月10日より全国順次公開されることが決定した。


参考:ほか場面写真多数


 本作は、日常に追われ、熱い思いを忘れた大人たちがダンスを通じて周りの人々を巻き込みながら青春を取り戻していく、ダンス・エンターテインメント。生活に疲れたさえない主婦と同級生の売れない女優がペアを組んで競技ダンスに挑むが、男女ペアでなければ認められないという競技ルールの壁が立ちはだかる。


 生活に追われる主婦・鈴木真子と、売れない独身女優・城島一華。かつて高校時代に競技ダンスで脚光を浴びた2人だが、今は互いに人生の崖っぷち。そんな2人が同窓会で再会するも、クラスメートの手前で切った大見栄がきっかけで競技ダンスカップルを組むことに。初めて家庭のためではない自分のために時間を生きることになった真子と、傷だらけの女優生命を懸けた一華の壮絶な練習の日々が始まった。かつてのコーチ・木村(木下ほうか)に師事しつつも、簡単には取り戻せない肉体のキレ。しかし、パートナーとの衝突、肉体との対話は確実に2人の人生を変えていく。そして迎える競技ダンス大会。女性カップルの話題と共に、2人の演技は大会を席巻する。しかし、女性ペアの是非を問う議論が起こり、大問題に。一方、真子には家庭の、一華には仕事の危機が迫る。果たして2人のダンスは、性差、常識を破り、世界を変えることができるのか。


 生活に疲れた主婦・真子役で大塚千弘、彼女とペアを組むかつての同級生・一華役で内田慈がW主演を務める。そのほか、木下ほうか、生田智子らが出演。崔洋一、井筒和幸、ミシェル・ゴンドリーらに師事した藤澤浩和が監督を務める。なお藤澤監督は、本作が本格的な商業映画デビューとなる。


 W主演の大塚と内田、藤沢監督からはコメントが寄せられている。


コメント一覧
藤澤浩和監督
とある競技ダンス大会を見て、煌びやかな世界ながら「ファミレスで反省会ね」と、日常感満載で話すカップルの姿に興味を持ちました。お互いを支える「リード&フォロー」の概念を知り、前例の無い「女性カップルの物語」を描こうと思いました。
誰もやった事の無い挑戦をしてくれた俳優部、指導してくださった団体と講師陣、そして
現場を駆け回ってくれたスタッフの想いが詰まっています。見終わった後、世界の見え方
が変わるような素敵な作品になっています。是非劇場でご覧下さい!


大塚千弘
今回、初めて競技ダンスに挑戦させて頂きました。クランクイン前に1ヶ月間、内田さんと毎日汗だくでのお稽古。軽やかなダンスは観ているのと実際に踊るのでは大違いでした。この作品は、家事と子育てに追われて自分自身の光を失った主婦と、崖っぷちの女優が、学生時代にやっていた競技ダンスを再びやる事によって大切なものを見つけるスポ根コメディーです。観終わった後に家族、友達、自分のことを大切に思えて、一人でも多くの方が前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです。 是非ご覧下さい。


内田慈
オーディションで広くキャストを募集していた今作。企画書を読んで絶対やりたいと思い、30秒のフリーダンス審査のために自分でスタジオを借りて何度も準備をしたのが2年前。受かってからは、社交ダンスの堀口先生と桜田先生のご指導のもと、パートナーの千弘ちゃんと1ヶ月のレッスンに取り組んで撮影に臨みました。真夏の暑い中の撮影にも関わらず沢山の方々が快く多大なお力を貸してくださいました。こうして公開が決まったことが本当に幸せです。藤澤監督のエッジの効いた演出をお楽しみに!! (文=リアルサウンド編集部)


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