志村けんさんの訃報に『志村魂』脚本担当・ラサール石井が沈痛「信じられない…コロナの馬鹿野郎」

9

2020年03月30日 15:02  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

舞台でも大活躍した志村けんさん
ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの志村けんさんが70歳で亡くなった。3月30日に訃報を受けたコント赤信号のメンバーでタレントのラサール石井は、Twitterに「たった今志村さんの事を呟いたばかりなのに。信じられない。どうすればいいのか」と沈痛な思いを明かしている。彼は志村さんが2006年から主催・主演する舞台演劇『志村魂』で脚本・演出を担当しており、30日の朝に志村けんさんの素晴らしさについてツイートしたばかりだった。

志村けんさんは3月17日から体調不良が続くため訪問診察を受けたところ、20日に重度の肺炎と診断された。都内の病院に緊急入院して新型コロナウイルスの検査を行うと23日に陽性と判明。転院して24日から人工心肺装置による治療を続けていたが、29日の午後11時過ぎに亡くなった。

ラサール石井はまだ訃報を知る前、30日の朝9時過ぎにTwitterを更新。「やはり志村さんは名優だなあ。志村魂で15年以上一緒に芝居を作ってきましたが、本当にお芝居が大好き。そして上手い」と改めて感じ入り、さらに「でもドラマや映画のオファーはずっと断っていた。だから久々の『キネマの天地』だっただけに残念。NHK『エール』に期待します。早く良くなって復帰して下さい。そして志村魂でも」と願っていた。

3月26日には志村さんが主演映画『キネマの神様』の出演を辞退したことが発表された一方で、30日よりスタートしたNHK連続ドラマ『エール』への出演が決まっており、ラサール石井は朝ドラで志村さんが活躍する姿を心待ちにしていたのである。

また29日午前11時45分から生放送されたTBS系バラエティ番組『アッコにおまかせ!』では、志村けんさんが人工心肺装置・ECMO(エクモ)で治療していることを話題に取り上げた。

専門家による説明で「ECMOは回復を見込める方に使用するもので、治ってまたバカ殿とかをするためにつけているのです」との趣旨を聞いた和田アキ子が「ああよかった」と希望を見出し、ヒロミも「早く元気になってだいじょうぶだって言ってもらいたい」と話していたものだ。

30日に志村さんの訃報が流れ、ラサール石井が「信じられない。どうすればいいのか」、「コロナの馬鹿野郎」と立て続けにツイートしたところ、フォロワーから「志村さんが最後に残したのは新型ウイルスなめんなよ…ということでしょうか? みんなが真剣に受け止めきれない感染病…奇跡を信じたかったけど、残念」、「幼い日の思い出をコロナに奪われた。悔しい」、「毎週末全員集合見た幼少時代。いつかはこんな日が来るものだが早過ぎるよ…」など惜しむ声が寄せられた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

このニュースに関するつぶやき

  • ある程度落ち着いたら、安倍政権が彼を殺したとか言い出すんだろうな。
    • イイネ!3
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(7件)

ニュース設定