ZOZO創業者の前澤友作氏が、今年1月に実施した総額10億円のプレゼント企画「#前澤お年玉」の当選者1,000人に対して、100万円の配布を開始すると自身のツイッターで発表した。企画はベーシックインカムの有効性を検証する社会実験を兼ねており、詳細を特設サイト「前澤式 ベーシックインカム 社会実験」で公開した。
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企画では、前澤氏が選んだ1,000人を「100万円を4月に一括受け取り」「100万円を10月に一括受け取り」「100万円を1年間分割で受け取り」といった給付方法の異なる3グループにランダムに分類し、「100万円が人の労働生産性を向上させる可能性があるか」「労働意欲やチャレンジ精神を向上させる可能性があるか」などの、さまざまな角度から100万円が与える反応や影響ついての計17回のアンケートを約1年間かけて実施する。また、特設サイトでは当選していない「100万円は受け取らないがこの社会実験にご協力いただける方」のグループも用意しており、現在応募を受け付けている。なお、アンケートの結果は研究者の協力を得て論文などにまとめるという。
前澤氏は昨年にも「総額1億円のお年玉」の企画を実施しており、リツイート数が世界記録を更新するなど大きな話題を集めた。さらに規模を拡大した今年の「#前澤お年玉」では、約403万人の応募があったという。
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■前澤式 ベーシックインカム 社会実験:特設サイト