スーパーフォーミュラ:ルーキー大湯が印象的な速さをみせるも「ぜんぜん気は抜けない」

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2020年04月02日 09:21  AUTOSPORT web

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写真2020年から全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
2020年から全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
 3月24〜25日、静岡県の富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式合同テスト。2020年は5人のルーキードライバーが参戦を予定しているが、この富士テストでルーキーらしからぬ速さをみせたのは、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)と大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)のふたりだった。上位につけ続けた大湯ではあるが、「自信にはなっていますが、ぜんぜん気は抜けない」と結果には満足していない様子だった。

 国内トップフォーミュラであるスーパーフォーミュラに2020年から参戦する大湯は北海道で育ち、レーシングカートで活躍した後、2016年に鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)を主席で合格。2017年にはホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクトのスカラシップを得た。

 2018年からは全日本F3選手権にTODA RACINGから参戦し、2年目の2019年はスポーツランドSUGOでの第10戦でうれしい初勝利。また、ウエットのオートポリスでも連続表彰台を獲得するなどランキング4位を獲得し、2020年はスーパーフォーミュラ、そしてスーパーGTにも参戦を果たす。

 そんな大湯は、2019年12月のテストでもスーパーフォーミュラSF19をドライブしたが、2020年初めてのテストとなった富士公式合同テストでは、「最初は慣れるところから始めました」と1日目午前のセッション1では、1分22秒488をマークしまず11番手に。「1日目の午後から体は馴染むことができました」というセッション2では、1分20秒713でルーキー最上位の3番手につけた。

 大湯は2日目も「試したいセットなどもあり、2日目までやっていった」と試行錯誤しながら走行を重ねた。2日目午前のセッション3では1分21秒596で4番手、さらに2日目午後のセッション4でも1分21秒691をマーク。僅差の6番手で2日間のテストを終えた。

 セッション2以降、常にトップ10圏内につけたことに対して、大湯に自信になるのでは? と尋ねると、「自信にはなっていますが、ぜんぜん気は抜けないです。いろいろな部分で、自分自身で『まだまだだな』と思うところがありました。次にテストするまでに考えていきたいですね」とまだまだ納得がいっていない様子だった。

 セッティングももちろんだが、スーパーフォーミュラとなると体への負担も厳しくなる。「首はキツいですよ(笑)。他のルーキーはどうなんでしょう。皆さんさすがだな……と思いますね」と大湯。F3もステアリングの重さなどはあったが、「スーパーフォーミュラはコーナリングなどで、いろいろな部分が疲れますが、首の負担が大きいです。100Rがかなりしんどいので、SUGOなんてどうなってしまうのかと……」と苦笑いを浮かべた。

 本来であれば慌ただしく開幕を迎え、体力面でもレースをやりながら鍛えていくのが常道だが、2020年は新型コロナウイルスの影響で、開幕の時季はいまだ見通せない。「次がいつになるかも分かりませんし、あまりここに合わせても仕方ない。レースに向けて、いい準備を進めていきたいですね」と大湯はライバルを気にするのではなく、「とにかく自分」と来たるべき開幕に向けて語った。

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