FIAトッド会長、新型コロナウイルス収束後の課題には「独創的な考えで対応を」財政難による影響も示唆

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2020年04月06日 15:51  AUTOSPORT web

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写真2019年F1第14戦イタリアGP:チェイス・キャリーCEO(右端)とFIAジャン・トッド会長(右から2番目)
2019年F1第14戦イタリアGP:チェイス・キャリーCEO(右端)とFIAジャン・トッド会長(右から2番目)
 FIAのジャン・トッド会長は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束後にモータースポーツを待ち受ける課題に立ち向かうために、FIAのメンバーには“独創的な考え方”をして、様々な対応をとることを促している。

 FIAのメンバーへの書簡のなかでトッドは、モータースポーツの様々なスケジュールや選手権が混乱をきたすなど、FIAの活動に新型コロナウイルスのパンデミックの影響が出ていることについて報告した。

「我々が今日経験している危機は前例のないものであり、その重大さは世界中で感じられている」

「モータースポーツ、モビリティ、観光における我々の活動だけでなく、現代社会がどう進化するのかということについても疑問が投げかけられている」

「我々が知っているように、COVID-19は類を見ない大混乱を世界中で引き起こしている。優先順位は変わることになるだろう」

 大部分のレースがスケジュール変更を望む一方で、計画の立案は、現在ある“多すぎる未知の要素”によって損なわれているとトッドは認めた。

「我々としては、今年の終わりまでにできるだけ多くのレースのスケジュールを変更できるよう望んでいる。しかしどのような発表を行うにしても未知の要素が多すぎるし、FIA、チーム、ファンが我々の最優先事項にある」

 トッドはFIAのメンバーに対し、団結した上でモータースポーツの現在の苦境から学び、通常の生活が戻った時にモータースポーツを待ち受ける問題に対処するための、新たな方法を見つけることを促した。また、将来的には財政難により選手権に影響が及ぶかもしれないことをほのめかした。

「我々はこの危機を乗り越え、明日の問題に団結して取り組むことを私は確信している」

「我々を結びつけているものを維持するためにベストを尽くさなければならない。モータースポーツとモビリティの双方、すなわち我々の忍耐力、回復力、卓越性へのこだわり、勇気、連帯といった中心的価値においてだ」

「つまりこの挑戦は無益なものではない。我々はそこから学ばなければならないし、独創的な考え方をし、様々な対応をとらねばならない」

「目標を達成するために新たな方法を見つけなければならない。たとえば交通安全に関して、もしくはCOVID-19の収束後に予算が削減された場合の選手権の持続可能性についてだ」

「我々はこれを切り抜けて、かつてないほどに強くなれると大きな希望を持っている。この難しい時期における私の連帯を改めて表明しておきたいと思う」

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