「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」が、新型コロナウイルス感染拡大を受け、北米の全店舗の一時休業を延長し、それに伴い配送センターの従業員600人以上と店舗スタッフをレイオフ(一時解雇)すると発表した。レイオフは4月12日に発効し、約2ヶ月間を予定している。
アンダーアーマーの北米の全店舗は3月16日から一時休業に入っており、休業期間は当初2週間を予定していた。世界規模で新型コロナウイルスが拡大する現状を踏まえ休業を延長し、地方の保健当局のガイダンスに基づいて国ごとに再開時期を判断するという。
レイオフは店舗休業による売上利益の減少を受けて決定。ブランドは一時解雇期間中の健康に関する福利厚生のほか、感染拡大が起こってから最大で2ヶ月間の給与全額を保障するという。また、パンデミックの危機の中でも作業を続けた配送センターの従業員には、追加でボーナスを支給する。なお、取締役会の報酬は25%削減。パンデミック期間中は幹部の給与を25%減額する。
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