メルセデス・ベンツの電動ライン”EQ POWER”モデル『GLC350e 4MATICクーペ』登場

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2020年04月08日 11:31  AUTOSPORT web

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プラグインハイブリッド仕様となる4輪駆動モデル『GLC350e 4MATICクーペ』が登場
メルセデス・ベンツが"EQ POWER"と銘打って展開する電動シリーズのうち、プラグインハイブリッド仕様となる4輪駆動モデル『GLC350e 4MATICクーペ』が登場。先代モデルに対しリチウムイオンバッテリーの蓄電容量とモーター出力を向上させ、4月3日より発売開始となっている。

 ダイムラー社が1907年に世界初の4輪駆動システムを備えた乗用車を開発したことを受け、メルセデス・ベンツ・ジャパンが4月4日を“4輪駆動の日”として日本記念日教会に申請、正式登録されたことにもちなみ、2019年10月に登場した新型『GLCクーペ』をベースとした4輪駆動プラグインモデルが同日より日本上陸を果たした。

 今回追加された新型『GLC350e 4MATICクーペ』は、最高出力211PS、最大トルク350Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンに、最新世代のプラグイン・ハイブリッドシステムを採用。バッテリー容量拡大によりモーターアシストの性能が向上し、全体のシステム総合出力は320PS(235kW)、最大トルクも700Nmという強力な数値をマークする。

 また、時速130km/hまではモーターのみのEV走行が可能となり、実用域でも電気自動車として走行することができ、その一充電走行可能距離も45.2km(等価EVレンジ)を確保した。

 キーテクノロジーとなるバッテリーは、ダイムラーの完全子会社であるDeutsche ACCUmotive社によって生産された13.5kWhのリチウムイオン電池を搭載。小型化されたバッテリーセルは複数モデルへの展開が想定されるなど、汎用性の高い設計が採用された。


 機能面でもプラグインハイブリッドの高い効率をアピールすべく、インテリジェントアクセルペダルを搭載。EV走行モードの際には、これ以上アクセルを踏むとエンジンが始動するモーター走行の限界点で、アクセルペダルの抵抗を増してインフォメーションを行う"プレッシャポイント機能"も実装されるなど、無駄なエネルギー消費を抑えたドライビングをアシストする。

 また日本市場での充電環境に合わせて、自宅への6.0kW(30A)対応充電用ウォールユニット無償提供や、設置費用10万円サポートのキャンペーンも展開され、充電サービス"Mercedes me Charge"には普通充電器(AC)が定額で利用できる"Mercedes me Charge AC"が新たに導入された。

 もちろん、GLCシリーズの後期型モデルで搭載された、AIによる自然対話式音声認識機能のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)や、最新世代の安全運転支援システム"インテリジェントドライブ"も標準装備し、価格は922万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp
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