米ロレアルが新型コロナ感染拡大の影響を受けるサロンをサポート、支援基金に約2000万円を寄付
0
2020年04月08日 16:52 Fashionsnap.com
米ロレアル(L'OREAL)が、新型コロナウイルス感染拡大を受け、美容業界の起業家や中小企業を支援するための取り組みを開始した。
米ロレアルは、新型コロナウイルス感染拡大により休業している取引先のサロンとスタイリストに対し、予定していた米ロレアルへの支払いについてサロンが再開するまで猶予を与える。自社のポイント制度に関しては、3月と4月に失効するポイントの有効期限を延長するほか、ポイントを利用して予約したセミナーがキャンセルされた場合、そのポイントを返却するという。
また、Professional Beauty Association(PBA)と協力し、新型コロナウイルス感染拡大により仕事ができなくなった美容業界のプロフェッショナルを支援する基金「the PBA Covid-19 Relief Fund」に20万ドル(約2,000万円、1ドル=109円)の寄付を実施。同時に医療従事者への支援として、100万組の医療用手袋と10万個のドライシャンプーを含む製品を米国内の医療センターに寄付することも表明した。
ロレアルグループは今年3月にも、ヨーロッパ全域の非営利団体に100万ユーロの寄付を行うと発表している。
>>その他のファッション・ビューティ企業の支援策は?【随時更新】
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。