西武・平井が自主練習で初ブルペン「感覚は良くなってきている」

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2020年04月14日 16:00  ベースボールキング

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西武・平井投手
◆ 時間のある今だからこそ

 西武の“鉄腕”平井克典投手が14日、メットライフドームのブルペンで約15分、森友哉選手を座らせて50球ほど投げ込んだ。

 平井は「シーズン中と変わらないくらいの投げ込み。自分の感覚を確かめるためにも全球種を投げました」と振り返り、「感覚は良くなってきていると思います。今日は友哉からも『バランスいいフォームで投げられている』と言ってもらった」と笑顔を見せた。今後も自身の感覚を維持するため、定期的にブルペンには入る見込みだ。

 リリーフという立場上、シーズンが始まれば、ほぼ毎日ブルペンで肩を作り、連投もこなす。昨季はパ新記録となる81試合に登板するなど、リーグ連覇を成し遂げたチームの陰のMVPとしてフル回転。当然、ナイター終わりなどに自分の時間をつくるのは難しい。時間のある今だからこそ、「じっくりと自分の映像を見返すこともできる」と述べ、「自分の身体としっかり会話する機会も増えた」と続ける。

 依然として先行きの不透明な日々が続いているが、平井は「野球ができないからといってマイナスになることはない。自分を見つめながら練習できる貴重な時間」と語り、来るべき開幕に向けて、与えられた時間を有効的に活用しながら黙々と調整を続けていく考えだ。

▼ 平井克典の投手成績
17年:42試合(45回) 2勝0敗 4ホールド 防御率2.40
18年:64試合(53回) 3勝1敗21ホールド 防御率3.40
19年:81試合(82.1回)5勝4敗36ホールド 防御率3.50

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