藤井貴彦アナ「命より大切な食事会はない」 呼びかけに「テレビ報道の見本」の声

0

2020年04月16日 12:32  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

小西美穂、藤井貴彦、陣内貴美子、鈴江奈々(画像は『小西美穂 / 日本テレビキャスター・解説委員 2018年11月17日付Instagram「みなさま、快晴の土曜日、いかがお過ごしですか〜」』のスクリーンショット)
新型コロナウイルス感染拡大を抑えようと政府が7都府県を対象に緊急事態宣言を発令してから1週間。4月14日放送の日本テレビ系報道番組『news every.』で、メインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーが「東京都で新たに160人以上の感染が確認された」との速報を伝え、緊急事態宣言下における過ごし方について呼びかけた言葉が多くから共感を呼んでいる。

安倍晋三首相は4月7日、緊急事態宣言の会見で「海外に見られるようなロックダウン(都市封鎖)に入るわけではないが、不要不急の外出をよりいっそう自粛して新型コロナウイルスの感染拡大を抑えることだ」との趣旨を話した。それを受けて海外のニュースでは「日本は経済を見守るために『ロックダウン』なしに『緊急事態』を選んだ」と報じたものだ。

藤井貴彦アナは14日の『news every.』で、新型コロナウイルスの感染者が増え続ける現状を伝えると「今日で緊急事態宣言の発表からちょうど1週間になります」と切り出した。

そして落ち着いた口調で「ここから先は少しずつ、緊急事態宣言後の私たちの行動が形となって現れてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるように今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティーはありません。どうぞよろしくお願いします」と呼びかけたのである。

その言葉に、Twitter上では「藤井アナ、素晴らしすぎる」、「命より大切なものはないよね」、「安倍さんからは絶対に聞けない言葉だと思いました」、「藤井アナのような言動をしてくれる人が政治家にいればなぁ…」などの反響があった。

他にも「コロナウイルスが拡大してからの報道の中で一番共感でき心を動かされました。 ご自身も少なからず感染の心配がある現場で強いお言葉本当にありがとうございました」、「アナウンサーの模範だよね、藤井アナって尊敬に値するわ」、「テレビ報道の見本です。各局見習いなさい」といった声も見受けられた。

そんな藤井アナはYouTube「日テレ公式チャンネル」で2018年6月7日に公開された動画『【公式】日本テレビ 藤井 貴彦 自己紹介〜歴代のあだ名をご紹介します!〜』で、自ら日本テレビで呼ばれたあだ名の数々を紹介している。

部長から同期の羽鳥慎一アナと合わせて「ツインタワー」とあだ名をつけられ、藤井アナは「ツインタワーレフト」と呼ばれたという。『news every.』ではキャスターの小山慶一郎(2018年12月降板)らから「キャプテン」と慕われたようだ。自撮りしながらあだ名の紹介を終えた藤井アナに、拍手を送る女性アナウンサーたちの笑顔から愛されていることがうかがわれた。

画像は『小西美穂 / 日本テレビキャスター・解説委員 2018年11月17日付Instagram「みなさま、快晴の土曜日、いかがお過ごしですか〜」』、『ハードキャッスル エリザベス 2019年12月28日付Instagram「昨日がnews every.年内ラストの放送でした」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
    ニュース設定