スープラの3リッターエンジンモデル『RZ』に改良型。限定27台の特別色、100台の特別仕様車も

トヨタ自動車は4月28日、販売中のスポーツカー『スープラ』の最上級グレード『スープラRZ』を一部改良。特別仕様車を設定して2020年10月ごろに発売する。特別仕様車のRZ“Horizon blue edition”は限定100台の販売だ。

　3グレードで展開されている現行スープラのうち、改良が施されたのは3リッターの直列6気筒エンジンを積む最上級グレードのRZ。新型では従来モデルから14％エンジン出力が向上し、最高出力は340馬力から387馬力に引き上げられた。

　エンジン出力向上に合わせ、車体フロント部分にはブレースが追加されボディ剛性も高められたほか、サスペンションも再チューニング。コーナリング中の安定性を高めたとしている。

　改良型スープラRZ投入に合わせ、外板色もマットストームグレーメタリックを含む全7色展開に。新色のマットストームグレーメタリックは限定27台のみの販売となる。

　限定100台の販売となるRZ“Horizon blue edition”はスープラRZをベースに鮮やかな特別カラー“ホライゾンブルー”やマットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールをまとう。

　インテリアではアルカンターラとブラックの本革が組み合わさったシートが採用される。このシートのほかインストルメントパネルやドアトリムなど、インテリア各所にブルーのステッチが施され、内外装ともブルーで統一されたモデルだ。

　特別仕様車RZ“Horizon blue edition”の税込み希望小売価格は741万3000円。4月28日（火）より注文受付が開始され、成約順に100台限定での販売となる。

　限定27台の販売となるスープラRZマットストリームグレーメタリックは、4月28日〜5月24日までの間、ウェブ上で商談申込みを受け付け、抽選の上で販売される。

　RZを含むスープラの情報はトヨタ自動車の公式サイトまで。