米アカデミー賞、新型コロナ影響で配信作品も対象に

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2020年04月30日 07:26  ナリナリドットコム

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米映画芸術科学アカデミーが、新型コロナウイルスのパンデミックに伴い、2021年限定の新たな選考資格規定を発表した。世界中で外出規制が出された結果による映画館営業停止に伴い、劇場公開なしでネット配信やネット上で販売された映画も選考対象になる。

同アカデミーのデヴィッド・ルービン会長とドーン・ハドソンCEOは、発表した声明の中で、当面の間、第93回に限り、劇場公開を予定していたもののそれが実現せずネット配信やVODサービスで視聴可能となった映画も、作品賞を含む各賞の選考対象となるとした上で、こう続けている。

「アカデミーは、映画の魔法を経験するには劇場ほど最高な場所はないと確信しています」
「それに対する私達のコミットメントは変わらず、揺らぐことはありません」
「とはいえ、歴史的悲劇であるCOVID-19のパンデミックにより、選考資格に一時的例外を認めることが必要となりました」
「アカデミーは先の見えないこの時期、私達の会員と同僚をサポートします。私達は彼らの作品を人々が鑑賞し、そして祝福される重要性を認識していますし、特に今、観客の方々はこれまでにないほど映画を評価してくれています」

通常の場合、同賞の選考資格を得るには、ロサンゼルスの映画館で最低1週間上映する必要がある。

第93回アカデミー賞式典は、現在のところ変更はなく、来年2月28日に開催予定だ。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20200459702.html


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