キクラゲで免疫力UP&腸活!?時短も叶うキクラゲの活用法

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2020年05月04日 12:10  つやプラ

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つやプラ

40代からの女性のための美容・健康法とエイジングケア情報を発信する、美容マガジン

免疫力をUPさせるためには、「ビタミンD」が大切です。ビタミンDがとても豊富で、そのほかにも美容や健康に良い栄養素を含むのが「きくらげ」ですが、頻繁に調理で使うことはなかなかむずかしいと思います。

管理栄養士の筆者が、きくらげを食生活にとり入れる方法をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

■きくらげの栄養とは?

ビタミンD

きくらげには「ビタミンD」や「鉄」「食物繊維」「カルシウム」などが豊富に含まれています。そのなかでも特に注目したいのが、「ビタミンD」です。

体調管理にビタミンDは役立つといわれているため、積極的に摂りたい栄養素です。

きくらげのビタミンD含有量は、食品のなかでもトップクラスです。ですが、きくらげを料理に使うことがあまりないという人もいるでしょう。

免疫力をつけて強い身体をつくりたいなら、ビタミンDを摂取する目的できくらげを食べてみてはいかがでしょうか?

βグルカン

また、きくらげには食物繊維の一種である「βグルカン」という成分が含まれています。

βグルカンは、体の外から入ってくるウイルスや細菌に対して抵抗力を高める働きがあります。ビタミンDとあわせて、免疫力UPの効果が期待できます。

βグルカンには、腸内環境を整える働きもあるため、便秘でお悩みの方にもおすすめです。

■きくらげを日常的に使う方法

生きくらげの場合

生きくらげは、「湯通しが面倒」というイメージがあるかもしれません。しかし、生きくらげをフライパン調理やスープなどの加熱料理に使う場合、湯通しはしなくてもOKです。

生野菜と一緒に生きくらげを食べる場合や、生きくらげを刺し身として食べる場合は、湯通しをしましょう。「湯通しするかどうかは、調理方法による」と思えば、生きくらげを使ってみようという気持ちにもなれますね。

乾燥きくらげの場合

乾燥きくらげは生きくらげと違って、常温で保存できるうえ、保存期間も1年と長いものが多いのが特徴です。ですが、あらかじめ水で約6時間かけて戻さなければいけないので、手間がかかります。

乾燥きくらげを水で戻した場合は、食べやすい大きさにカットして水気をきって冷凍することができます。毎回戻すのが面倒な場合は、1回に使う分量を保存袋に小分けにして冷凍すると便利ですよ。

冷凍したものは凍ったまま料理に使えるので、そのままスープにすると時短にもなりますね。

きくらげパウダーを利用する

最近では、乾燥きくらげを粉末状にした「きくらげパウダー」というものがあります。

意識してきくらげを摂取していても、飽きてしまったり、きくらげを使った料理のレパートリーに困ったりすることがありますよね。きくらげパウダーは、「汁物に入れる」「炊き込みご飯に加える」「ハンバーグのたねに加える」など、手軽に使うことができます。

水で戻す必要もないため、簡単に使えるのも嬉しいポイントですね。

「きくらげ」というと扱いづらそうなイメージがあるかと思いますが、実は時短調理に活躍できる食材です。きくらげを、ビタミンDを摂りたい時の選択肢の一つにしてみてください。

(フリーランス管理栄養士 今井尚美「根拠のある情報を」「体の内側から美しく」がモットー。健康や美容に関する記事執筆や相談業務などフリーで活動中。糖尿病療養指導士、ピンクリボンアドバイザーの資格有。現在はサプリメント管理士の資格取得中。)

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