ケイティ・ペリー、新曲『Daisies』MVでマタニティーヌード披露

現在第1子を妊娠中の歌手ケイティ・ペリーが米時間15日、新曲『Daisies』をリリースした。同日解禁となったミュージックビデオでは、一糸まとわぬマタニティーヌードも披露している。

【この記事の動画を見る】

昨年のバレンタインデーに英出身俳優オーランド・ブルームと婚約した米出身シンガーのケイティ・ペリーは、今年3月にInstagramライブで第1子の妊娠を公表した。ケイティは同月リリースした楽曲『Never Worn White』のミュージックビデオのなかでふっくらとしたお腹を披露、幸せいっぱいの姿が話題を集めた。

そんなケイティが米時間15日に新たな楽曲『Daisies』をリリースした。同曲は夢を諦めないこと、自分というこの世で唯一無二の存在を信じることの大切さをうたった応援ソングで、“セルフエンパワーメント”がテーマになっている。同曲のミュージックビデオは“ソーシャル・ディスタンシング”のガイドラインに従い、安全な環境下で撮影されたそうで、白のガウン＆ドレスを着たケイティが、デイジーの広がるのどかなフィールドに佇んだり、澄んだ水の流れる小川に素足を入れながらのびやかな歌声を披露する様子が見て取れる。

ケイティのお腹は『Never Worn White』の時よりも大きくなっているが、そのような状態で濡れた石の上を歩いたり、強風がなびく渓谷の頂上に立つなど視聴者をハラハラさせる光景も。同ビデオ中盤では、着ていたガウンとドレスを脱ぎ捨て、一糸まとわぬマタニティーヌードを披露するシーンもあり、ファンからは「美しい」「なんて神秘的なの！」「デミ・ムーアの再来」とたくさんのコメントが寄せられている。

『Roar』『Firework』など、これまでも“セルフエンパワーメント”をテーマにした楽曲をリリースしてきたケイティだが、このたびの『Daisies』についてはその思いをSNSにこう綴っている。

「この曲は、他人がどう思おうと自分の選んだ道から逸れることなく、しっかりと歩んでいくためのリマインダーとして数か月前に書いたもの。でも今のこの世界状況を受け、この曲は私にとって新たな意味合いを持つようになったわ。」

「私達は世界に70億人以上いる中のかけがえのない1人で、それぞれが強みやレジリエンス（逆境に耐え、回復する力）を持っている。」

「夢に向かって頑張るあなたの“サウンドトラック”になってくれれば嬉しい。」


同ミュージックビデオはすでに250万回を超える再生回数を記録し、ファンからは

「ここ数年で一番の名曲」
「歌詞の1つ1つが心に沁み入る」
「力強い歌声と、ケイティ自身の経験に基づいた歌詞の数々が泣ける」

といったメッセージが寄せられている。

また「予想以上にお腹が大きくなっていてビックリした」という声も多く、

「赤ちゃんの名前は“デイジーちゃん”で決まりだね」
「“デイジー・ブルーム”!!　なんて完璧な響きなの！」

とケイティ＆オーランドの赤ちゃんに言及するコメントも多数見受けられた。

ケイティは15日、「アマゾン・ミュージック」のライブコンサートでさっそく同曲を披露、17日には自身が審査員を務めるオーディション番組『アメリカン・アイドル』のフィナーレでも同曲を披露する予定になっている。

『Daisies』は2017年に発表した『Witness』以来およそ3年ぶり、5作目となるアルバム（タイトル未定）に収録されており、8月14日に発売予定とのことだ。



画像は『KATY PERRY　2020年5月14日付Instagram「12 hours until ＃DAISIES is out!」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）