レディー・ガガ、初コラボしたアリアナ・グランデの「前進し続ける強さ」を絶賛

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2020年05月23日 11:02  Techinsight Japan

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レディー・ガガ&アリアナ・グランデ『Rain on Me』で初コラボ(画像は『Lady Gaga 2020年5月18日付Instagram「water like misery」』のスクリーンショット)
米時間22日、レディー・ガガとアリアナ・グランデがファン待望の初コラボ曲『Rain on Me』をリリースした。ガガは同曲の歌詞に込めたメッセージや、アリアナとの出会いについても明かしている。

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アメリカを代表する2大歌姫、レディー・ガガ(34)とアリアナ・グランデ(26)による夢のようなコラボ曲『Rain on Me』が米時間22日に満を持してリリースされた。同曲はレディー・ガガの6作目となるアルバム『Chromatica』に収録されており、『Stupid Love』に続き2曲目のシングルカット。アリアナのソフトでエアリーな歌声がガガのパワフルヴォイスに見事にマッチしており、アップテンポなダンスポップは90年代のクラブシーンを彷彿させる。

様々なトラウマにもがき苦しみ、そのヒーリングプロセスで流すたくさんの涙を“雨”に見立て「思い切り泣いていい」「雨よ降れ」「涙は乾ききってはいないけど、少なくとも私はまだ生きている」とポジティブなメッセージを綴った同曲。ガガはリリース前日にApple Musicのインタビューに出演し、同曲について次のように解説した。

「“涙”を“雨”に見立てているのだけど、この曲ではもう1つ、表現しているものがあるの。それは、私が傷や痛みを紛らわせるために飲んできた“アルコール”よ。」

同曲には「I’d rather be dry, but at least I’m alive」という歌詞があり、この部分についてもガガは

「アルコールを飲まずにいられれば、もちろんその方がいいに決まってる。でも(飲んだくれてはいるけれど)私はまだ死んじゃいない、生きているのってね。」
「この曲には何層もの意味が込められているのよ。」

と背景にある意味を説明している。

このたび初タッグを組んだアリアナ・グランデは26歳と若いながらも、英マンチェスターの自爆テロ事件後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったり、元恋人が急死するなど数々の辛い経験を乗り越えてきた。レディー・ガガは彼女のそんな経緯にも触れ「それでも前進し続ける強さ」を絶賛。泣いているガガを見て、

「きっと大丈夫だから。電話して。」

とアリアナから電話番号を渡されたというエピソードも披露した。

一方のアリアナも同曲リリース前日、尊敬するアーティストであるガガを「出会ってすぐ、姉のように感じた」と明かし、Instagramでは“偉大な歌姫”を次のように称賛している。

「ある日、私は1人の女性と出会った。その人と私は“痛み”が何かを共有できて、お互い同じくらい泣きはらしてきたわ。彼女は私と同じくらいワインを飲んで、パスタを食べてきた。そしてカラダよりもうんと大きなハートを持っている人よ。」
「レディー・ガガ、愛してます。あなたは本当に素晴らしい“スーパーウーマン”だわ!」

なおグローバルパンデミックの影響を受け、レディー・ガガは3月、当初4月10日に設定されていたアルバム『Chromatica』のリリース日の延期を発表していたが、いよいよ今月29日に発売されることとなった。SF映画のワンシーンのようなビジュアルと、2人の歌姫による豪華なダンスコラボが楽しめるミュージックビデオも必見である。



画像は『Lady Gaga 2020年5月18日付Instagram「water like misery」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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