「今見るべき作品だった」「続編にも期待高まる」コロナ禍の“再放送”で評価された過去ドラマ3作

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2020年05月24日 15:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 篠原涼子主演のドラマ『ハケンの品格』(2007年、日本テレビ系)が、現在「春子の物語 ハケンの品格2007特別編」として再放送されている。

「コロナ禍によって、ドラマ撮影を中断しているテレビ局が多く、放送開始の延期が余儀なくされ、枠を埋めるために過去の作品が再放送されています。『ハケンの品格』もその一つで、意外にもハマる視聴者が続出しているよう。4月15日放送の第一夜は、平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と2ケタを記録しています。同作は本来であれば4月から続編が放送される予定だったため、ネット上では『早く続編を見たい!』『続編にも期待が高まるな〜』『このドラマはスカッとできて好き!』といった声が上がっていました」(芸能ライター)

 江戸時代にタイムスリップした現代の脳外科医が、幕末の動乱に巻き込まれていく医療ドラマ『JIN−仁−』(TBS系)は、4月18日〜5月3日の毎週末に特別編を放送。計6回の視聴率はいずれも2ケタ台をマークしており、最終回は11.3%を記録した。

「09年10月期に放送されたパート1と、11年4月期に放送されたパート2の全22話を再編集した特別編として放送されました。江戸の町に“コロリ”という伝染病が蔓延するといった内容は、まさにコロナ禍における日本の状況とリンクしていたため、『今見るべきドラマだった。再放送ありがとうございます!』『ドラマを見て、コロナ禍で奮闘する医療従事者の方に感謝しなければならないと感じた』などと、熱い感想がネット上に多数寄せられていましたね」(同)

 元SMAP・木村拓哉主演のドラマ『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)は、18年の放送から「傑作選」として、4月16日に第1話が再放送された。視聴率は11.6%と高く、こちらもネット上でも好評を得ていた。

「同作も『ハケンの品格』と同じく、4月期から続編が放送される予定でしたが、撮影がストップしている状況です。ネット上では『放送当時も見てたけど、今見てもやっぱり面白い』といった感想のほか、『感染リスクを考えると、今は収録をやるべきではないよね。木村くんは悔しいと思うけど、応援してます!』『続編を楽しみにしていた分残念。でも、出演者やスタッフさんの健康が第一です』など、関係者を気遣う声もありました」(同)

 過去作品が軒並み好調とあって、各局とも春期はひとまずピンチをしのいだよう。とはいえ、すぐに夏期ドラマが控えているため、しばらくは難しい決断と対応に追われそうだ。

このニュースに関するつぶやき

  • ☆ 名作は時が経ってもやはり名作ということなのだろう。 今後は、キャスト以上に脚本,演出,監督などスタッフに注目してドラマを鑑賞してみよう。さすれば、ハズレ率は下がる。
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