松本穂香と中田青渚が教室の片隅でじゃれ合う 『君が世界のはじまり』イメージビジュアル

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2020年05月27日 17:01  リアルサウンド

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(c)2020『君が世界のはじまり』製作委員会

 松本穂香主演映画『君が世界のはじまり』のイメージビジュアルが公開された。


【写真】純(片山友希)と関係を持つ伊尾(金子大地)


 『おいしい家族』で主演を務めた松本とふくだももこ監督の2度目のタッグとなる本作は、ふくだ監督自身が執筆し、デビュー作ながらすばる文学賞佳作を受賞した小説『えん』と『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』を実写化する青春映画。『リンダリンダリンダ』『聖の青春』『愚行録』などの脚本を手がけた向井康介が脚本を担当する。


 この度公開されたイメージビジュアルは、松本演じる主人公・えんとその幼なじみである琴子(中田青渚)、そして父親に鬱屈とした思いを抱える純(片山友希)と東京からの転校生で、純と関係を持つ伊尾(金子大地)、それぞれのツーショットに加え、サッカー部主将で学年で指折りの人気者・岡田(甲斐翔真)、ロックバンド・NITRODAYのVo & Gtを担当、本作で演技に初挑戦した小室ぺい演じる琴子の初恋相手・ナリヒラをクローズアップしたもの。


 劇中でも、えんと琴子は一緒に通学し、一緒に授業をさぼり、一緒にたこ焼きを食べる親友同士。無邪気な表情でふざけあい、教室の片隅でじゃれ合う自然体な2人の姿が切り取られており、背後に映るピンク色のカーテンが印象的だ。一方で、純と伊尾を写し出したビジュアルは、薄暗く淡いグリーンに包まれている。視線は決して絡むことがなく、背を向けていても同じイヤホンで音楽を共有する2人からは、鬱屈した想いを抱えたままどうすることもできず、刹那的な関係で痛みを忘れようとする心の叫びが聞こえてくるようだ。さらに、青紫の光に照らされ、夜の学校に一人佇む岡田、ナリヒラは町の工場の貯蔵タンクを見つめる後ろ姿が切り取られており、どんよりとした灰色の空模様が彼の心の模様を映し出しているかのように感じられる。


(リアルサウンド編集部)


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