グッチが6月4日に米国内の全オペレーションを停止、人種差別で命を落とした人々を追悼
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2020年06月03日 18:32 Fashionsnap.com
「グッチ(GUCCI)」が人種差別が原因で命を落とした人を追悼するための一日として、6月4日に米国のオフィス、クライアントサービス、ストアを含むすべてのオペレーションを停止する。
アメリカでは、白人警察官が拘束した黒人男性 ジョージ・フロイド(George Floyd)が圧迫死した事件をきっかけに、人種差別抗議運動「Black Lives Matter」が加熱。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」や「ヴァレンティノ(VALENTINO)」といった国内外のファッションブランドもSNSなどで賛同している。
オペレーションの停止日はグッチで働く従業員一同が事態を深く考え、解決の糸口を見出せるよう思いを新たにするための一日だという。グッチはこのほか、ダイバーシティ推進プログラム「グッチ チェンジメーカーズ(GUCCI CHANGEMAKERS)」の北米インパクト基金を通じて、人種差別を撲滅して平等を実現するために活動する団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」「キャンペーンゼロ(Campaign Zero)」「ノウユアライツキャンプ(Know Your Rights Camp)」へ寄付を行う。寄付金額は現時点では未定だという。
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