「辞めることは負けではない むしろ勇者」ぺえの言葉に渡辺麻友の引退を思う声

0

2020年06月03日 18:52  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

前田敦子とぺえ(画像は『ぺえ 2018年9月23日付Instagram「親戚夫婦とごはん」』のスクリーンショット)
タレントのぺえが6月1日夜、Twitterで「今たくさん悩み苦しんでいる人に 私が伝えたいことを発言します」と投稿したメッセージが共感を呼んでいる。その言葉から5月31日をもって芸能界を引退した元AKB48の渡辺麻友に思いを馳せたファンもいるようだ。

ぺえと言えば、2012年8月27日にAKB48を卒業した前田敦子と、2016年12月にテレビ番組の収録で初めて出会って交流がはじまり、今では親友と公言する間柄となった。

山形県出身のぺえは小学生の時にバレーボールを始め、中学生時代は山形県選抜になると大学も体育学部というまさに体育会系である。

2017年2月7日放送のバラエティ番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)にゲスト出演した際は、大学4年の時にAKB48のドキュメンタリーを見て「アイドルなんだけどすごい熱い」と感動して、体育会系の自分に合うのではないかとAKB48のオーディションに応募して落選した過去を明かした。

その後上京して芸能活動を始めたぺえは、AKB48で不動のエースと言われた前田敦子と親しくなった。しかも前田敦子は俳優・勝地涼との交際をぺえに相談したり、結婚することを1週間前に明かしていたというから特別な存在なのだろう。

ぺえとそんな縁があったAKB48で「神7」として活躍した渡辺麻友は、2017年12月31日にグループを卒業。女優として活動するが2019年6月期に放送されたNHK連続テレビ小説『なつぞら』への出演を終えて秋頃から姿を見せることが少なくなり、先日の5月31日に所属していたプロダクション尾木を退社して芸能界から引退した。

6月1日に渡辺麻友の引退を発表したプロダクション尾木によると、渡辺から「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」と申し入れがあり、それを受けて「体のことを最優先に考え、本人の意思を尊重し契約を終了し、芸能活動にも終止符を打たせていただくこととなりました」という。

ぺえがこのタイミングで「最近、精神的に傷ついたり体調を崩して芸能界を引退したり事務所を退社する方が多い…」「仕事を辞めることや環境を変えることは何かに負けたわけじゃない むしろ勇者!」と力づけるメッセ―ジを送ったことから、やはり渡辺麻友のことが思われる。

「自分の本当の気持ちを大切にして、苦しくなったら無理せずに立ち止まったらいい。無理して笑わなくてもいい。今の場所を離れたらもっと幸せな場所があるかもしれない」との趣旨を説き「自分の幸せの視野を狭めないで楽に生きよ」と呼びかけた。

そんなぺえのツイートに、渡辺麻友のファンから「まゆゆさんショックでした。でも辞めないでとは少しも思わなかった。そしてぺえさんの想いは私にも力強い言葉になりました。ありがとうです」というコメントが届くと、ぺえは「引退しても沢山の人の心の中で輝き続けますね それが彼女の喜びへと繋がるんじゃないかな」と返信していた。

他にもフォロワーから「気持ちが楽になった。もうええ大人ですがだいぶ救われました」、「ちょうど大学のことで悩んでて辛くて でもぺえさんの言葉にかなり救われました」、「私、我慢しがちだから楽に考えられるようになりたい。このメッセージを肝に銘じます」など多くの反響があった。

画像は『ぺえ 2018年9月23日付Instagram「親戚夫婦とごはん」、2018年10月14日付Instagram「峯岸会(仮)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
    ニュース設定