日本ラウンド消滅。GTワールドチャレンジ・アジア、改訂版カレンダーで4大会11レースに

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2020年06月09日 19:21  AUTOSPORT web

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2019年に開催されたブランパンGTワールドチャレンジ・アジアの富士ラウンドの様子
SROモータースポーツ・グループは6月9日、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響で開幕が延期となっている2020年シーズンのGTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSのアップデート版スケジュールを発表した。

 欧州で人気のGT3シリーズのアジアシリーズであるGTワールドチャレンジ・アジアは今季、世界各地で感染被害が拡大した新型コロナの影響を受けて複数回に渡って開催スケジュールが調整、変更されてきた。

 今回のアップデート版では、前回4月30日に鈴鹿ラウンドの中止がアナウンスされた際のものから大会数がひとつ減り、全4大会となったのがトピックのひとつだ。
 
 また、日本のファンには残念なことに、7月11〜12日に予定されていた暫定開幕戦オートポリスと、7月下旬または8月初旬に開催予定となっていた富士スピードウェイでの第2大会がカレンダーから外れることになってしまった。

 新たにリリースされたスケジュールでの開幕ラウンドはマレーシアのセパン・サーキットで、開催日は9月12〜13日。この週末に予定されていた上海国際サーキットでのスプリントイベントはリストから外れ、代わって10月17〜18日の上海888が第2大会となっている。
 
 10月31日〜11月1日に組み込まれた第3大会は、上海での3時間耐久イベントに引き続き中国ラウンドとなるが開催地は現在確認中だ。最終ラウンドは12月5〜6日、ふたたびセパンに戻ってシリーズのフィナーレを迎える。これらの予定はいずれも開催国や地元当局による制限と、新型感染症に対するガイドラインの対象となることが示された。

 2020年のGTワールドチャレンジ・アジアはこの4大会で全11レースが実施される予定だ。開幕戦セパンと、まもなく開催地が発表される中国のイベントでは60分レースが各3回行われる。一方、2度目のマレーシア・ラウンドはダブルヘッダーとなり、上海888では従来の予定どおり3時間の耐久レースが実施される。

 シリーズの公式テストはセパンでの開幕ラウンドと上海888の週末に開催予定。なお、シリーズの主催者は2020年内に、5番目のイベントを実施する機会を評価していることを明らかにしている。

■GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS 2020改訂版カレンダー
RoundDateCircuit19月12〜13日セパン(マレーシア)210月17〜18日上海888(中国)310月31日〜11月1日TBC(中国)412月5〜6日セパン(マレーシア)

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