UNIQLO TOKYOのトータルクリエイティブディレクターには、ユニクロが今春出店したUNIQLO PARK 横浜ベイサイド店と原宿店を手掛けたクリエイティブディレクターの佐藤可士和を迎え、デザインチームにはプリツカー賞の受賞歴を持つスイスの建築家ユニット「ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロン」が参加。店内と外装の一部をヘルツォーク・アンド・ド・ムーロンが手掛け、建物本来のコンクリートが一部剥き出した仕様で、アクリルボード等によって空間に奥行きを出したという。外装のデジタルサインはインターフェースデザイナーの中村勇吾が制作した。
マロニエゲート銀座 2のユニクロ店舗は、これまで7階でウィメンズ専門店として営業していたが、UNIQLO TOKYOでは1階〜4階に移転、増床する形でメンズとキッズを揃える複合店にリニューアル。同店の工藤隆治店長は「ラインナップを拡充したことで、会社帰りのサラリーマンや休日の家族連れといった多様なライフスタイルに応えられるようになった」と話す。UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店と原宿店に次いで生花を取り扱うほか、書籍販売を取り入れることで、服だけではない様々な方法を通じてLifeWearの発信を目指す。書籍の種類はキッズ向けの絵本やコラボレーターの作品集、スタイリングブックなど多岐にわたる。