ケンダル・ジェンナー、性転換する前の“父親”の動画を父の日に公開

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2020年06月23日 18:22  Techinsight Japan

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父親ケイトリン(中央)に寄り添うケンダルとカイリー(画像は『Kendall 2020年6月21日付Instagram「love you」』のスクリーンショット)
父の日だった21日、ケンダル・ジェンナー(24)がInstagramを更新し父親ケイトリン・ジェンナー(70)への愛を伝えた。ケンダルの父親は性転換し、現在は“ケイトリン”という名で女性として生きている。ケンダルは父親が“ブルース”という名だった頃の貴重な動画を、父の日の記念としてシェアした。

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ケンダル・ジェンナーが投稿したのは、性転換する前の姿の父親が幼いケンダルに軽くキスをしているモノクロの動画で「ラブユー」と言葉を添えている。同時にケンダルと妹カイリー・ジェンナー(22)が、女性に性転換した父親と仲良く並ぶ3ショットも公開した。

オリンピックの金メダリストでもあるケンダルの父親は、2015年に『Vanity Fair』誌の表紙を飾り女性になった姿を世間に公表した。同年6月にはTwitterでケイトリン・ジェンナーという女性名を発表、9月には性別と名前の変更が法的に認められた。

そんなケイトリンは2019年、米リアリティ番組『I’m a Celebrity...Get Me Out of Here!』に出演し、娘達との関係についてこのように告白した。

「基本的に、ブルースが娘達を育てた。そしてケイトリンは、娘達との生活を楽しんでいる。」

ケンダルから女性になった父親を「なぜお父さんと呼ぶのか」と聞かれたこともあったそうだが、ケイトリンは「あなたの父親だから。自分が死ぬ時まで、あなたの父親でいる」と答えたという。

女性になったケイトリンを父の日に祝ったことについて、SNSでは様々な意見が飛び交った。

「ある意味、ケンダルに今も父親がいるというのは素晴らしい。でも別の意味でブルースは永遠に存在しなくなってしまった。」
「この投稿を見て、なんとも複雑な気持ちになりました。私はブルースが好きだし、ケイトリンも好きです。でもケンダルがブルースに永遠の別れを告げるのは、とても辛かったでしょうね。」
「ちょっと待って、ケイトリン・ジェンナーはまだ父の日の投稿を受けてるの? 混乱してきたわ。女性になったのにどういうこと?」

ケイトリンはこのほど『In Touch』のインタビューに応じ、元妻クリス・ジェンナー(64)との間に授かったケンダルとカイリー、クリスの連れ子であるコートニー、キム、クロエ、ロブ・カーダシアン、そして以前に2度結婚していた相手との子供4人を含む、合計10人の子供達について語っている。

「私は子供達が自立して外に出て働くように育てている、ほかの親達と同じです。彼らと同じように“私のことを思い出して”と思ってるしね。」
「控えめに言っても、私は10人の子供達全員をとても誇りに思っています。それぞれが驚くほどよくやっている。」

なお父の日には、ケンダルの妹カイリー・ジェンナーもInstagramを更新、赤ちゃんの頃のカイリーを抱く父親の貴重な写真を公開した。



画像は『Kendall 2020年6月21日付Instagram「love you」』『Kylie 2020年6月21日付Instagram「happy dads day love you」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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