ウィル・スミス、長女ウィロウの丸刈り姿は「本当にショックだった」

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2020年06月24日 13:02  Techinsight Japan

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ウィル・スミスと19歳の長女ウィロウ(画像は『Will Smith 2020年3月25日付Instagram「These kids are refusing to follow social distancing protocols!!」』のスクリーンショット)
ラッパーとしてキャリアをスタートし、今は俳優業をメインに活躍するウィル・スミス(51)。そんなウィルは長男トレイ(前妻シェリー・ザンピノとの子供、27)、次男ジェイデン(21)、長女ウィロウ(19)の3きょうだいの父親だが、このほど父親としての胸のうちを赤裸々に語った。

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6月21日の父の日、ウィル・スミスは妻ジェイダ・ピンケット=スミス(48)主催のトーク番組『Red Table Talk』に出演し、赤いソファに腰かけて夫婦1対1で対話した。「父の日」のエピソードということから父親である自身の胸中を明かすウィルだったが、なかでも一人娘のウィロウに対する深い思いや、娘のある行動に対して感じた当時の気持ちを涙ぐみながら語った。

はじめにウィルが「ウィロウはいつも俺の信用を台無しにするんだ」と述べると、「あなたは彼女のことになると戦闘モードになるわね」とジェイダ。続けてウィルはこのように明かしている。

「ウィロウが頭を丸刈りにしたとき、ものすごくショックを受けたよ。」
「だって彼女のレコードは『Whip My Hair』だよ! 当時の俺は『これは俺に対する反抗だ!』って思ったよ。そういう意図があったかどうかはわからないけど、素晴らしいことだけどね。俺はウィロウのこの一連の行動は“神からの啓示”だと受け止めたよ。『この少女(ウィロウ)は俺が彼女のためにしてあげようと思っていることを拒んでいる。この子は僕の手助けが欲しくないんだ』ってね。」

ウィロウは父親と同じ道を歩むように音楽業界に足を踏み入れ、2010年リリースのデビューシングル『Whip My Hair』は全米音楽チャート「ビルボード」の11位にランクイン、また英音楽チャートでも2位を獲得するなど大ヒットを記録した。“自分らしくいること”を歌った内容に多くの若者からの共感を集めたが、そのヒット後の2012年にウィロウは驚くべき行動に出た。なんとウィロウは、自身の頭を丸刈りにしてしまったのである。このウィロウの行動にウィルはもの凄くショックを受けたが、同時に娘からの親に反する反抗だと受け止めたそうだ。

「ウィロウから様々な気持ちを学んだよ。『あなたは私の気持ちを汲み取ってくれないでしょう。あなたがそんな態度なのに、あなたがどう思っているかなんて私が気にするはずなんてないでしょう!』ってね。『Whip My Hair』のリリース以来、俺は過保護になりすぎないよう自分をセーブしたよ。」

ウィルは当時、コンサート途中に「帰りたい」と言い出したウィロウの気持ちを聞かずにコンサートを最後までやり通すよう押し付けたときの出来事を回顧し、このように考えを改めたという。

「子供たちに手を出しすぎず、ただ見守るようにしようと努めた。ウィロウに関しては『俺がどう状況を打開するか』よりも『彼女がある状況下でどう感じているのか』ということに重きを置くようにしたんだ。俺にとって新しい考え方になったよ。」

ウィルにとってウィロウは一人娘であり、つい過保護になりすぎてしまっていたが、一歩身を引いて見守ることを決心したもよう。なおウィロウ自身も初めて頭を坊主にしたときの心境を「反抗するのに一番いい手段だと思った」と2019年に公表しており、数か月前にも恋人から頭を丸刈りにしてもらう様子を米ロサンゼルスの現代美術館にて一般公開していた。

このたびの『Red Table Talk』では幼い頃の子供達が登場する回顧ムービーも公開され、涙なしでは見られない感動的なエピソードとなっている。



画像は『Will Smith 2020年3月25日付Instagram「These kids are refusing to follow social distancing protocols!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)
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