宮下草薙・草薙、クイズコーナーでの不正を告白　なぜか宮下が叩かれ「不憫でならない」の声

オドオドしたネガティブキャラの草薙航基が取り上げられがちなお笑いコンビ・宮下草薙。損な役回りになることが多い相方の宮下兼史鷹が、このほど自身が誤解されているとラジオ番組で訴えた。なかでも日本テレビ系『ヒルナンデス！』のクイズコーナーで宮下が解答時に不正しているとネットで炎上したことがあるが、実は不正を働いていたのは草薙の方だったことが判明した。

『ヒルナンデス！』では、4月から6月までの毎週金曜日「春のシーズン芸人」として宮下草薙、かが屋、アインシュタインの3組が週替わりで登場した。同番組で宮下兼史鷹がクイズで不正したと指摘された5月22日の放送回で宮下草薙はそれぞれ別の場所からリモート出演だったが、宮下はひどく通信環境が悪かったという。当日の宮下はツイッターで「マジで、ラグスゴインデス」とラグの発生を訴えていたが、これが原因で解答を後出ししているように見えたらしく「宮下ちょいちょい不正してるんだけど大丈夫かな…w」「宮下の不正もムカつく」「宮下くんの不正はバレバレ」「宮下が息をするように不正」「宮下さんのは普通に不正してたので残念です…」「宮下さんの不正疑惑は徹底的に究明すべきw」などとネット上で叩かれていた。

しかし6月22日深夜放送のラジオ番組『宮下草薙の15分』（文化放送）では、クイズの際に宮下ではなく実は草薙航基が不正を働いていたことを告白したのだ。その『ヒルナンデス！』のコーナー「ヒルナンチャレンジ！全員満点」では超簡単な常識クイズに出演者が挑戦し、途中で1人でも失敗したら1問目からやり直し。5問連続全員正解すればご褒美グルメとしてイクラのしょうゆ漬けがもらえるというルールだった。ラジオ番組で草薙は「お昼でクイズやるときに足を引っ張るとめちゃめちゃ叩かれる。絶対に間違えたくないなって思って」とミスを恐れる心境を明かした。そこで草薙は答えが分からないときは頭を触って合図して、マネージャーがスマホで調べた答えをボードに書いて草薙に見せるという方法を思いついた。リモート出演のためその場には運良くスタッフはおらず、マネージャーしかいない。もちろんマネージャーは拒否したのだが、草薙は「おやじが職場で見ている。恥をかかせたくないから」と頼み込んだのだ。

そして8割ぐらい答えを教えてもらって全問正解した草薙は「まさかバレないと思ったのよ、絶対に。こんな大胆にズルしてるとは」と“完全犯罪”を確信していたが、直後になんと自分ではなく相方の宮下が不正したと炎上していることを知る。宮下は「なんで俺？　こんなズルいやつが逃げおおせて。ひどい話よ、マジで」と不満を漏らし、「さすがにちょっと苦しかった？　自分からほら、告白をしたから」と自責の念で白状したのかと聞くと草薙は「俺は別にいいんだけど、お前がかわいそうだなと思って」と口にし、宮下の解答が遅れたワケをラグが原因だったと説明した。

他にも宮下は世間から誤解されていることがいくつかあるそうだ。草薙が1人で出演した仕事もギャラを折半していると思われているため、「お前は草薙のおかげで食わせてもらって」と言われることがあるという。しかし実際には宮下個人でクイズ番組で獲得した賞金を草薙と折半したことはあるが、「お前のピンの仕事で折半でもらったことなんて1回もない。ずっと言いたかったのよ」と宮下は訴えた。これに草薙は「俺も何か（自分の）イメージが良くなるからそのままにしておいた」とあえて訂正しなかったそうだ。またネタも草薙が1人で作っていると思われているが、実際には2人で作ったネタもあると宮下は訴えて、草薙は「よく、続いているね。こんなやつと。すごいよ」と笑った。

この放送を自身の汚名返上のために「これは多くの人に聞いて欲しい」とアピールした宮下。リスナーからは「宮下さん推しの人間としてはショックだったけど、潔白で本当に良かった!!」「草薙さんは本当の不正　宮下さんはラグによって不正に見えただけ」「宮下さんは不正してないということと、ネタは二人で作ってるってことと、ギャラは全く折半してないってことを、ビラに刷って撒きたい」「宮下さんがカンニングと炎上するのマジこの世は無情」「まさかの草薙さんが不正してたとは笑　色々宮下さんが不憫でならんけど…」とその効果は充分にあったようだ。

画像は『Nakahara　2020年5月21日付Twitter「＃宮下草薙 OA情報です」』『宮下草薙の15分　2020年6月23日付Twitter「週に一度の15分！」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）