第92回アカデミー賞カンボジア代表作品 『In the Life of Music 音楽とともに生きて』公開決定

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2020年06月30日 12:02  リアルサウンド

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『In the Life of Music 音楽とともに生きて』(c)innovision Pictures

 映画『In the Life of Music 音楽とともに生きて』が、7月10日より全国公開されることが決定した。


参考:動画はこちらから


 ロサンゼルス・アジア・パシフィック映画祭、フィリ―・アジアンアメリカン映画祭では観客作品賞を受賞した本作は、悲しい歴史を背負ったカンボジアを舞台に世代を超えて人々の心を歌が繋いでいくヒストリードラマ。


 劇中では“クメール音楽の帝王”と称されたカンボジアの大歌手シン・シーサモットの代表曲「Flowers of Battambang(バッタンバンに咲くプルメリア)」をはじめ、カンボジアの人々の心の支えとなった名曲の数々が作品を彩る。ポルポト時代にタイの難⺠キャンプで生まれてアメリカに移住した女性作家ケイリー・ソーと、カンボジアのラップ音楽の祖としてミュージシャンとしても活躍するヴィサル・ソックの2人がメガホンを取った。


 カンボジア系アメリカ人のホープは、祖国カンボジアを訪れて家族の歴史と向き合うことになる。彼女とその母を中心に据えて、ある1曲の歌で繋がる、クメール・ルージュが支配する前の牧歌的な時代、その後にやってきた暗黒時代、そして21世紀の3つのパートが語られていく。


 あわせて公開されたポスタービジュアルでは、ギターを携えたホープの姿がカンボジアの風景とともに切り取られている。


 予告編は、2007年のカンボジアでホープがある初老の男と出会うシーンから始まり、1968年のホープの母の姿、1976年のカンボジアの惨状などが描かれている。 (文=リアルサウンド編集部)


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