2009年に放送開始し、2015年に終了するまでアメリカで社会現象を巻き起こした人気テレビドラマ『glee/グリー』。メインキャストのレイチェル役を演じた女優リア・ミシェル(33)と共演した俳優が、彼女の態度が酷かったとして当時の様子を明かしている。
デビット・ヨンテフがホストを務めるポッドキャストに、このほどブロードウェイスターのクレイグ・ラムジーが出演した。クレイグは『glee/グリー』に出演する前のリア・ミシェルとブロードウェイのミュージカル『Fiddler on the Roof(屋根の上のヴァイオリン弾き)』で共演している。
ホストのデビットが「君の名前を検索したらリア・ミシェルと共演したって出てきたよ」と話すと、クレイグは「その名前は聞きたくなかったよ、本当に!」と述べた。
「彼女は意地悪で本当に酷い人間だよ。彼女はどうかしてるんだ」と明かしたクレイグは、このように続けた。
「Fiddlerって作品を一緒にやったんだ。(別の共演者だった)ロージー・オドネルは素敵な人だった。僕にとっての師匠でとても尊敬しているよ。でもリア・ミシェルは、僕がこの業界で出会った中で最も傲慢だったうちの1人だね。」
リアが『glee/グリー』のキャストに抜擢された時、クレイグは一緒にいたそうだ。抜擢された後からより一層「私は特別」という空気が全身から溢れ出すようになったという。
「勘違いしないで、彼女には才能があるよ。過去10年のうちに彼女がやってきたどんなショーにももったいないくらいな才能だ。でも働きたいって思う人が誰もいないんじゃ、才能があっても意味がないね。」
ホストのデビットも「僕も彼女とはいい思い出がないよ」と言い、クレイグの話を聞いても「(そういうことをしそうな人だから)そんなに驚かないけどね」とコメントしていた。
リア・ミシェルと言えば、6月初めにも『glee/グリー』シーズン6で共演した黒人女優サマンサ・ウェアから非難されていた。
ジョージ・フロイドさんが白人警官に殺害された事件をきっかけに全米で「Black Lives Matter」運動が広がったが、それにリアは賛同するメッセージをツイッター投稿。するとサマンサが撮影時にリアから嫌がらせを受けていたことを暴露したのだ。
「あなたは私の初めてのドラマ出演を生き地獄にしたわ! 私は一生忘れないから!!」
このサマンサの投稿に、リアはインスタグラムで「私の行動が嫌がらせだと捉えられてしまったのならごめんなさい」と謝罪したものの、世間からは「絶対反省してない」、「謝罪はフェイクだ」と反感を買っている。
画像は『Lea Michele 2020年2月23日付Instagram』『Craig Ramsay 2020年6月23日付Instagram「Pandemic created an even bigger bear」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)