V6 井ノ原からNEWS 増田、King & Prince 岸まで…『24時間テレビ』パーソナリティー“アンバランス”、ピースフルな5人を分析

4

2020年07月08日 06:01  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 毎年恒例の日本テレビ系チャリティー番組『24時間テレビ』が、8月22日、23日にかけて放送されることが決定。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客にて開催される。


(関連:V6×JUMP、櫻井×亀梨×小山、嵐×なにわ男子…『24時間テレビ』ならではのジャニーズタッグ


 番組メインパーソナリティーには「グループや世代の垣根を超えた5人」として、キャプテンにV6・井ノ原快彦、副キャプテンにNEWS・増田貴久、そして初のメインパーソナリティー就任となるKis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King & Prince・岸優太が選出された。


 なんともピースフルなメンバーが揃ったものだ。5人が並び、笑顔を見せると、それだけで優しい空気が流れる。


■V6 井ノ原快彦
 井ノ原はメインパーソナリティーの“キャプテン”として、いち早く『スッキリ』内で就任が発表され、番組内にも登場。気になる開催概要について、代表して語った。数々の番組で司会・キャスターを務める井ノ原の語り口は実に落ち着いており、安心して耳を傾けることができる。


 V6では、年上組と年下組を繋ぐ“ほぼ真ん中っ子”。ムードメーカーかつバランサーでもある井ノ原は、MCや番組の盛り上げには欠かせない人だ。ジャニーズメンバーが集まる場においては常に進行役・和ませ役として、個性ある面々をまとめ、個々の良さを引き出してきた頼れる兄貴でもある。


 2000年、デビュー5年目のV6が初めて同番組のメインパーソナリティーに就任した当時、井ノ原は24歳。今回の選出メンバー内最年少の岸と同じ年齢の頃に、伝統ある番組を経験している。


 井ノ原にとって5年ぶり、3回目となる大役だ。ベテランの経験と、根っからの優しさ、そして明るさで、全国に笑顔を届けてほしい。


■NEWS 増田貴久
 ドラマ『レンタルなんもしない人』(テレビ東京系)への主演や、『ぐるぐるナインティナイン』の企画「グルメチキンレース ゴチになります!」へのレギュラー出演も後押しとなり、着実にお茶の間の人気者“まっすー”へと成長している増田。もはやファンだけのものに留まらない彼の魅力が、世間にも浸透し始めているのを日々感じる。


 見ているだけで心があたたまる、あのほんわかとした笑顔と、まとう独特の空気。それでいて、確かなスキルと一本通った芯を持つ。ジャニーズにおいて代わりがいない、増田にしかないポジションを、確実に構築しつつある。


 今秋には主演舞台も控えている多忙ぶりだが、増田の強さを信じている。フィジカルの強さはもちろん、多くを語らぬ“縁の下の力持ち”、静かな努力家、それが増田貴久だ。


 4年ぶり、3回目となるメインパーソナリティーの大役に加えて任された、副キャプテンというポジション。増田への期待あってこそのことと察する。


 その優しい笑顔と強い心で、観る人にぬくもりと勇気を届けてほしい。


■Kis-My-Ft2 北山宏光
 Kis-My-Ft2として番組に出演する際は、グループ最年長としてコメントを求められることが多い北山だが、常に周囲を俯瞰で見ている印象がある。どんな場面でも、全体のためになるのであれば、自身が引くことや出る杭となることも厭わない。器用で頼れる「仕事人」だ。


 機転が利くからこそ、コメント力も高い。バラエティ的ラリーの引き出しの多さもさることながら、この時勢に彼から語られた真摯な言葉には、説得力と温かみがあった。


 一方、常に自身を高め続ける北山には、確固たる「個の強さ」がある。表立って見せはしないが、秘めたる漢気と熱意は相当なもの。このたびの大役を務めるにおいても、きちんと自身を整えた上で臨むだろうと察する。


 北山はKis-My-Ft2として、2018年、2019年と2年連続で24時間チャリティーラジオ番組『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(ニッポン放送)を経験している。そこで得たものや、想いもまた、成長の糧となっているだろう。


 バランサーとしての冷静さと、併せ持つ熱い心で、北山らしいまっすぐな言葉を伝えてほしい。


■ジャニーズWEST 重岡大毅
 ノリにノっているジャニーズWESTからは、笑顔がトレードマークの重岡が就任。『ヒルナンデス!』では、このたびの就任にあたりメンバーから「よう食い込んだ!」と言われたエピソードを明かし、さっそく笑いを誘った。唯一の関西人ということもあり、明るく賑やかな空気をもたらしてくれることだろう。


 彼が紡いだ「間違っちゃいない。」(作曲も担当)や「乗り越しラブストーリー」の歌詞からも見えるとおり、重岡は実に人間的で、等身大だ。アイドルでありながら、我々と変わらない視点でこの世界を見つめ、憂い、愛している。ごく小さな出来事、当たり前の感情を、見落とさずに生きている人だと感じる。そうした彼の“感性”は、チャリティー番組のパーソナリティーという立場になくてはならないものだ。


 重岡はかつて雑誌のインタビューで「大事なとき、誰かが困ったとき、傍観するんじゃなくて、動ける男になりたい」と語っていた。今回の24時間テレビのテーマ「動く」は、重岡自身が大切にしている課題と、重なるところがあるのかもしれない。


 華やかな芸能界に身を置きながら、人間的な視点を持ち続ける稀有な人。ぜひ彼の想いを、心のままに伝えてほしい。


■King & Prince 岸優太
 岸は「一生懸命」という言葉がこれ以上ないほどしっくりくる、いつでも全力の男だ。ダンスに歌に芝居にと、いずれも秀でた才能を持ちながらも、謙虚さを忘れず、常に向上心を抱き続け、鍛錬を重ねている。


 しかし、ストイックなエンターテイナーには、もうひとつの顔がある。天然炸裂の愛されキャラだ。個人としても数々のバラエティ番組に出演し、爪跡を残してきた。話すときには、選びすぎるほど慎重に言葉を選ぶ。だからこそ遠回りをしたり、言い間違えたりとすっかり“天然キャラ”が定着した。しかし、岸から悪意のある言葉を聞いたことがない。


 いつでも一生懸命で、きちんと相手を思える人。これほどまっすぐで、純度の高い人には、そうそう出会えるものではない。そんな岸が愛されるのは必然であり、チャリティ番組のパーソナリティーはまさに適役といえる。


 なんといっても今をときめくKing & Princeのリーダー。あふれる若さとポジティブで、元気と愛を届けてほしい。


■チーム名は「アンバランス」に
 チーム名は、「センターの人も、そうでない人もいる」という理由から、協議の結果「アンバランス」に決定。


 “新しい日常の第1回目”となる放送当日には、「アンバランス」が揺るぎない日本の“センター”として、活躍してくれることを期待する。(新 亜希子)


このニュースに関するつぶやき

  • 24時間TVほんとにやるんだね...。1年で一番稼げる番組だもんね。ジャニーズは好きだから応援するよ...!V6 井ノ原からNEWS 増田、King & Prince 岸まで…『24時間テレビ』パーソナリティー“アンバランス”、ピースフルな5人を分析 (リアルサウンド - 07月08日 06:01)
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定