故エルヴィス・プレスリーの孫ベンジャミン・キーオさんが米時間12日、米カリフォルニア州カラバサスで亡くなった。芸能情報メディア『TMZ』は、ベンジャミンさんが自らを銃で撃ち自殺したと伝えている。
“キング・オブ・ロックンロール”こと故エルヴィス・プレスリーの孫ベンジャミン・キーオさんが米時間12日、米カリフォルニア州カラバサスで死亡した。ロサンゼルス郡保安官事務所が芸能情報メディア『TMZ』に明かしたところによれば、ベンジャミンさんは自らを銃で撃ち命を絶ったとのこと、27歳だった。
故エルヴィス・プレスリーの一人娘リサ・マリー・プレスリーを母に、米出身ミュージシャンのダニー・キーオを父に持つベンジャミンさんは、若き頃のエルヴィスを彷彿させる外見で度々注目を集めてきた。2009年にはミュージシャンとしてレコード会社と500万ドル(約5億3000万円)という破格の金額で契約にいたったが目立った活動は見られず、そのプライベートはヴェールに包まれていた。
エルヴィス・プレスリーの唯一の子であるリサ・マリー・プレスリーには、これまで4度の結婚歴がある。ダニー・キーオはリサ・マリーの最初の夫で、1988年〜1994年の結婚生活の間に現在モデルや女優として活躍するライリー・キーオと、この度亡くなったベンジャミン・キーオさんを授かっている。2番目の夫は1994年〜1996年に婚姻関係にあった故マイケル・ジャクソン、3番目の夫は俳優のニコラス・ケイジだ。2016年まで10年間連れ添った4番目の夫でギタリストのマイケル・ロックウッドとの間には、現在11歳になる双子の娘達がいる。
リサ・マリーは4人の子供のうち唯一の息子だったベンジャミンさんとは特別な絆で結ばれていたようで、2009年の母の日には「永遠の愛と絆」を意味するお揃いのタトゥーをベンジャミンさんと入れたことをTwitterで嬉しそうに報告していた。
なおリサ・マリーの代理人は『TMZ』に対し、次のような声明を発表している。
「リサ・マリー・プレスリーは、深い悲しみに打ちひしがれています。やるせない思いでひどく落ち込んでいますが、11歳の双子の娘達やライリーのためにも強くあろうと闘っています。リサ・マリーは息子を深く愛していました。彼女にとってベンジャミンは最愛のひとでしたから。」
画像は『Lisa Marie Presley 2018年6月20日付Instagram「Flashback!!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)