東京生まれのオスカー女優“ハリウッドの伝説”死去

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2020年07月27日 23:21  ナリナリドットコム

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オリビア・デ・ハビランドが死去した。104歳だった。「風と共に去りぬ」への出演などで知られるオリビアは、7月25日、老衰によりパリの自宅で息を引き取ったという。

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オリビアの元担当弁護士スゼル・M・スミス氏は、「昨夜、世界は国際的な宝を失い、私は親愛なる友人、そしてクライアントを失いました。彼女はパリで安らかに亡くなりました」と発表した。

オリビアは1916年に東京で生まれ、その後、家族と共にカリフォルニアへ住まいを移し、名声を手に入れた。1935年作「海賊ブラッド」などの作品への出演で、女優としての位置を確立したが、最も有名な作品は、メラニー役を演じた1939年作「風と共に去りぬ」となっている。

同作品で、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたほか、1946年作「遥かなる我が子」と1949年作「女相続人」で、アカデミー賞主演女優賞を2度受賞している。

オリビアの訃報を受けて、多くのファン達がソーシャルメディアに追悼コメントを投稿している。

ある者は、「安らかにお眠り下さい。オリビア・デ・ハビランド。真のハリウッドの伝説。私は『風と共に去りぬ』で彼女を知りましたが、私のお気に入りの彼女の演技は、『女相続人』です。(『風と共に去りぬ』で共演した)ヴィヴィアン・リーに関する本を執筆中、幸運にも彼女をインタビューする機会がありました。彼女は、紙の上ですら、とても丁重でした。104歳とは、なんという人生でしょう!」と綴り、またほかの者は「オリビア・デ・ハビランドなしでは、俳優達は、映画プロデューサー達のゲームの駒として搾取され続けていたでしょう。彼女は不利な契約を巡り、3年に渡り法廷でジャック・ワーナーと闘い、契約法を永遠に変えたのです」と故人のハリウッドにおける貢献を称えている。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20200760853.html


このニュースに関するつぶやき

  • 安らかに。 この人は悲しいことがあって日本を好きになれなかったという話を聞いたことがある、日本で生まれたことを恥ずかしいと思っていたとも。 どこで聞いたのか思い出せないけど。 何にせよ激動の時代を懸命に生きたことだけは確か。
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