俳優のヒュー・ジャックマンは今年4月、13歳年上の妻デボラ=リー・ファーネスと結婚24周年を祝った。パンデミックの影響により自宅で過ごす時間が増えた夫妻だが、ヒューは「ロックダウンのおかげで、妻との絆がより強固なものになった」と明かしている。
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“コロナ離婚”などという言葉が囁かれるようになって早数か月が経とうとしているが、オーストラリア出身の俳優ヒュー・ジャックマン(51)はそんな言葉とは無縁のようである。ヒューはこのほど『Extra』のインタビューで、13歳年上の妻デボラ=リー・ファーネス(64)や養子として迎え入れた長男オスカーさん(20)、長女エイヴァさん(15)との自主隔離生活について、このように語った。
「この間もデボラと話していたんだ。こんなにたくさんの時間を共に過ごしたことは、これまでなかったよねって。僕達2人がどちらも働かずに、家族と一緒に過ごす時間が持てた… 一緒にいられる機会が多かった結果、僕達の絆はより強いものになったね。」
ヒューとデボラは1995年、故郷で放映されていたドラマの現場で共演者として出会った。当時デボラはオーストラリアの国民的女優で13歳年下、しかも“駆け出し俳優”のヒューにとっては高嶺の花だったという。共演者からも慕われていた大女優を前に、しばらくは話しかけることさえできなかったヒュー。しかしある日、自宅に20名ほどを招いて開催したホームパーティーでヒューはアルコールの力を借つつ「実は君に恋をしてしまったんだ。でもじきに諦めるから」と想いの丈を打ち明けたのだった。するとデボラから「私もあなたに恋をしているわ」という予想外の答えが返ってきたことで、2人はすぐに交際を開始、翌年4月に見事ゴールインした。
現在はハリウッドを代表する名俳優となったヒューだが、そこにはブレイクする前から彼を知っているデボラの献身的な愛とサポートがあったはず。3月には『People.com』のインタビューにて、愛妻との円満な結婚生活について次のように語っていた。
「僕達はいつも互いから学んでいるんだ。人は変化する生き物だから、僕ら自身も進化していかなくちゃならない。一緒になって25年になるけれど、常にリセットボタンを押しているよ。」
「彼女はユーモアのセンスがあって、素晴らしい女性さ。しかも聡明だし。僕はいつもそんな彼女に惹かれっぱなしだよ。(共に過ごす時間が)長くなればなるほど、関係はより素晴らしいものになっていくんだ。」
ヒューは今年4月の結婚記念日にもInstagramに
「デボラ、僕は全身全霊で君を愛している。」
と綴り、その愛妻家ぶりが世の女性達に絶賛されていた。
そんなヒューは今月28日、主演を務めた映画『バッド・エデュケーション』(2019年公開)でエミー賞主演男優賞(リミテッド・シリーズ・テレビ映画部門)にノミネートされたばかり。9月の授賞式はリモートで行われる予定のため、ハリウッド恒例のきらびやかなレッドカーペットシーンにはお目にかかれそうにないが、当日のファッションについて
「腰から上はドレスアップする予定だよ。下半身に関してはちょっと約束できないけどね。」
とジョークを披露し『Extra』の司会を笑わせる一幕が見られた。米時間9月20日に開催予定のエミー賞授賞式では、レッドカーペットさながらに愛妻デボラとの仲睦まじいツーショットが見られることを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)