ホンダ田辺TD「PUマネジメントを改善し臨んだ初日。高温でも問題なく機能」【F1第4戦金曜】

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2020年08月01日 07:01  AUTOSPORT web

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2020年F1第4戦イギリスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1イギリスGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=1番手/2=14番手、アレクサンダー・アルボンはフリー走行1=4番手/2=2番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトはフリー走行1=10番手/2=15番手、ピエール・ガスリーはフリー走行1=11番手/2=8番手という結果だった。

 高温・ドライコンディションのもと、フェルスタッペンはFP1で2番手メルセデスのルイス・ハミルトン(ミディアムタイヤ)より0.474秒速い1分27秒422をソフトタイヤでマークした。

 FP2ではアルボンが、レーシングポイントのランス・ストロールがソフトタイヤでマークしたトップタイムから0.09秒差の1分27秒364を、同じくソフトタイヤで出して2番手となった。しかしセッション中盤、アルボンはスピンからコースアウトを喫し、ストウのバリアにクラッシュ、これによって赤旗が出された。アルボンはメディカルチェックを受けた結果、けががないことが確認された。

 アルボンのマシンはダメージを負っており、ホンダは金曜夜にパワーユニット(PU/エンジン)への影響について調査するということだ。

 フェルスタッペンはFP2ではソフトタイヤでのアタックで他車に引っ掛かり、理想的なタイムを出せなかったため、ミディアムタイヤでのタイムが自己ベストとなり、14番手にとどまった。

 なお、アルファタウリは2台のギヤボックスを交換することを決定、ガスリーは前戦でリタイアしているためペナルティを受けないが、クビアトは5グリッド降格のペナルティを受けることになる。

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日のイギリスグランプリ初日には、過去3戦で得たデータをもとに、パワーユニットのマネジメントやドライバビリティの改善を行った上で臨んでいます。外気温が30度を超え、暑い中でのセッションになりましたが、PUとしては特に問題なく機能しています。

 明日以降は気温の低下が予想されていますので、今日入手したデータを参考に気温の変化に合わせたセットアップを準備していきます。なお、FP2でのアルボン選手のクラッシュによるPUへの影響については、今晩の作業で状態の確認を行います。

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