芸人俳優・ずん飯尾 普通のおじさん役がどハマりで「癒し系中年タレント」に君臨

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2020年08月04日 11:30  AERA dot.

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写真普通のおじさんが好評のずんの飯尾和樹(C)朝日新聞社
普通のおじさんが好評のずんの飯尾和樹(C)朝日新聞社
 女優・多部未華子(31)が主演を務めるドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)が好調だ。同作は、製薬会社のMRとして働くキャリアウーマンで家事が苦手という独身女性・相原メイ(多部)が、家政夫を雇うことから始まるハートフルコメディ。新型コロナウイルス感染拡大の影響でスタートが約3カ月遅れたが、初回の平均視聴率(世帯)は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2〜4話もすべて12%を越え、健闘している。

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 同作で脇役として作品に深みを持たせているのが、医薬品卸会社の営業課長を演じているお笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(51)。いい人に見えるけど本音を明かさないというキャラクターで、SNS上では「飯尾さん、本当その辺にいそうだから凄い」「いい味出してるというか、演技上手」などの声があり、自然なおじさん感が好評のようだ。

 近年、飯尾は存在感のある脇役としてドラマや映画にひっぱりだこ。共演者からもその演技力が絶賛されるほどだが、どこにでもいる庶民的なおじさんキャラがそのまま役にハマるのかもしれない。

「独特なセンスが光るギャグで人気に火が点いた飯尾さんですが、売れっ子芸人の仲間入りを果たした今でも庶民感覚を持っているようです。例えば、昨年12月、初エッセイの発売イベントで本の印税の使い道を聞かれた際は、まずはお米を買って台所周りを固め、冷蔵庫も『ブー』と音がするので新しくしたいと、堅実さあふれる返答。昨年9月には理想の暮らしについて、家族で過ごすスペースを大切にしていきたいとインタビューで話していました。同じマンションの住人とコミュニケーションが取れると、近くに親戚が住んでいるようで楽しいとも。現在のマンションにはオーナーさんも住んでいて、仲が良いそうです。そんな現実離れしていないところが、おじさん役にプラスに働いているのでしょう」(テレビ情報誌の編集者)

 また、どこまでも低姿勢な印象もまた、良識がありそうなおじさん役には合っているのだろう。飯尾がインタビューで語ったところによると、ずんには踏ん反り返るほどの実績がないが、近くに同じ事務所の関根勤や小堺一機がおり、さらに明石家さんまや出川哲朗と番組で共演できる機会もあり、そうした環境にいることで初心に戻れるとのこと(「Real Sound」2020年2月1日付)

■後輩芸人に送ったアドバイス

 一方で、庶民感覚だけでなく年齢を重ねて得た含蓄もまた、役に深みを与えているのかもしれない。飯尾は自身がイライラした時の対処法についてウェブマガジンで明かしていたのだが、そんな時は「ただただ歩く」のだとか。景色が変わらないことはイライラに影響すると考えており、物理的に場所を変えると気持ちも変えられ、舞台でスベった時も何度も現場から歩いて帰ったという。

「かっこいいことをサラッと言えるところもある。以前、藤井隆が自身のツイッターで明かしていましたが、藤井があることで腹が立ち、『あいつグーで殴りたいんです』と言うと、これに飯尾は遠慮のかたまりの餃子を『どちらが食べられるかじゃんけんで決めよう。あいつを殴るなんてもったいないよ。なら藤井くん。そのグーを出して。僕はチョキをだすから』(原文ママ)と言ってくれたそうです」(同)

 お笑い評論家のラリー遠田氏は、飯尾のキャラクターについてこう分析する。

「飯尾さんの芸人としての魅力は、いつも自然で肩の力が抜けているところです。ネタを演じるときも、ギャグを披露するときも、バラエティ番組に出るときも、いつも変わらず落ち着いた雰囲気を漂わせています。その感じを見ていると癒やされるという人もいるし、お笑いとして見た場合にも、ほかの芸人とのギャップが激しいので思わず笑ってしまうという人もいます。『癒やし系の中年タレント』と『脱力系マイペース芸人』という2つの愛され要素を持っているところが、飯尾さんの最大の強みだと思います」

 バイプレイヤーとして存在感を見せている飯尾。過去にも、ドラマ「アンナチュラル」(TBS系)で見せた、パワハラを受ける技師役で話題になったことも。今後もバラエティ番組だけでなく、ドラマや映画で重宝されそうだ。(丸山ひろし)

このニュースに関するつぶやき

  • ぶっちゃけ、自分の中で結婚したい(かった)芸能人ナンバーワン。
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  • この人戦隊物とかライダーで多大な犠牲を払ってなんとかラスボス倒して満身創痍の主人公の前にゆっくり拍手しながら「はっはっは、お見事」と現れる真のラスボス臭がする。
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