ローマに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコが、6日に行われたセビージャ戦を振り返った。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦が6日に行われ、ローマはセビージャと対戦。3月12日に行われる予定であったファーストレグは、新型コロナウイルスの影響により中止となったため、一発勝負となった。
セビージャは22分にセルヒオ・レギロンのゴールで先制すると、44分にユセフ・エン・ネシリが追加点を挙げ、セビージャが2−0で勝利。ローマはベスト16で敗退となった。
フル出場を果たしたジェコは「最初から最後まで僕は試合で姿を消していた」と無得点で敗北したことを悔やんだ。「セビージャはあらゆる面で僕達を打ち負かした。スピード、テクニック、試合前の準備といった全てだ」と述べ、次のように続けた。
「なぜ攻撃に苦労したか分からない。彼らは僕達にプレッシャーをかけてきた。いつものように後ろから試合を作ろうとしたが、不可能だった。彼らは2つの長いパスでゴールを生み出したように、非常に危険だった」
「今日の試合を観るだけでも、欧州で必要なレベルに到達するために欠けているものは、明らかにたくさんある。僕達はうまくプレーできなかったのでがっかりしている」
なお、EL準々決勝進出を決めたセビージャは、準々決勝でウルヴァーハンプトンと11日に対戦する。