三浦春馬さん、ドラマ『太陽の子』出演への思い〜生前のインタビュー映像より

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2020年08月08日 17:01  ORICON NEWS

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写真特集ドラマ『太陽の子』(8月15日放送)三浦春馬さんが印象の残ったシーンの一つとして挙げていたシーン (C)国際共同制作 Eleven Arts
特集ドラマ『太陽の子』(8月15日放送)三浦春馬さんが印象の残ったシーンの一つとして挙げていたシーン (C)国際共同制作 Eleven Arts
 NHK総合で8日に生放送された『土曜スタジオパーク』で特集ドラマ『太陽の子』の特集が組まれ、出演する柳楽優弥、有村架純がゲスト出演。また、番組が事前に収録していた、同ドラマの出演者で、先月18日に急逝した三浦春馬さん(享年30)のインタビュー映像が公開された。

【写真】特集ドラマ『太陽の子』登場人物のソロカット

 同ドラマは、事実をベースに創作された物語。第二次世界大戦末期、京都帝国大学の物理学研究室に海軍から下された密命は、核分裂のエネルギーを使った新型爆弾を作ること。日本を救うため研究を進める一方で、科学者として兵器開発をすすめるべきなのか苦悩する研究者たち。そして、広島に原子爆弾が落とされたと いう知らせが届く。研究者たちは広島に向かい、そこで焼け野原になった広島の姿を目撃するのだった…。戦争に翻ろうされる若者たちの運命は…。

 京都帝国大学の物理学研究室で原子の核分裂について研究する石村修役を柳楽。修の弟で、学徒出陣で戦地に赴いたが、肺の療養のため一時帰宅する裕之役を三浦さん。修と裕之が思いを寄せる幼なじみ、朝倉世津役を有村が演じる。

 『土曜スタジオパーク』で放送されたのは、三浦さんが、「戦争を伝えるドラマにいま関わることの意味」と、柳楽、有村それぞれの印象について語ったインタビュー映像。

――戦争を伝えるドラマにいま関わることの意味は?

【三浦】まったく戦争を経験したことのない僕たちがイマジネーションを働かせて、文献をもとにスタッフ、研究者の協力を得て、作り上げた台本を使い、大きな想像力をたくさんの人に届けていくことが、今後、あってはならない、大きな流れをはじめさせないきっかけになるんじゃないかなってことを、どこか信じていきたいし、そんな思いで作られている方がきっと多いんじゃないかなと思うので、僕もそんな働きの一部になれたらいいなと思いました。

――柳楽さんとの印象に残るシーンは?

【三浦】ある夜、裕之がいなくなってしまって、修と世津が探し回るんですけれど、海岸でやっと見つけて。自暴自棄になって海に入っていく裕之を、修が引き戻すシーン。裕之に目を覚ましてもらうために平手打ちをしてはどうか、とリハーサル前日に監督と自分が提案したんです。それすごくいいね、と柳楽さんもおっしゃっていたんですけど、いざ平手打ちのモーションに入ると、どうしても柳楽さんの優しさが出てしまって、やさしく子犬を撫でるような、そういう芝居になってしまっていたのが印象的。本番はもちろん、(平手打ちを)やってくれたんですけど、それでもやさしさは感じましたね。修のキャラクター性も乗っていると思うので、どちらの思いも感じました。

――有村さんとの印象に残るシーンは?

【三浦】物語の後半で3人で未来の話をするシーンがあるんですけど。男2人はこの戦争をどう乗り越えていくか、という話をして前を向くんですが、それを聞いていた世津が、戦争が終わった後のことは考えていないのか、戦後、誰が子どもたちを教えていくのか、教育は日本の基盤を作るものなのに、と2人を叱咤する。涙ながらに、裕之には生きて帰ってこないと困るし、修には研究を頑張ってもらわないと困る、ということを一生懸命訴えかける。その芝居がすごく印象的で、素晴らしかったです。

■柳楽優弥、有村架純が語った“三浦春馬さんの印象”

 
 三浦さんのインタビュー映像を観た後、柳楽と有村はそれぞれ次のように話した。

 「僕は、みんなを盛り上げて派手に引っ張っていくタイプではないんですけど、春馬くんは現場にいるだけで、みんなを笑顔にできるし、常にみんなが求めたり、気になっている部分をしっかり感じとって解消していく、人として素晴らしい方だと思っています」(柳楽)

 「春馬さんが笑ったら、本当にみんなが笑顔になる。それくらい笑顔が輝いていた。ご自分で心から『いい』と思ったことは、必ず伝えてくれるんです。さっき(インタビューで語った3人)のシーンを撮り終わった日も、わざわざ連絡をくださって。あのシーンは刺激をもらった、学ばせてもらったって。そうやって人の背中を押すようなひと言を必ずかけられる方だったし、本当に真っすぐな方という印象です」(有村)

 三浦さんが「印象に残っている」と挙げた、修と裕之、世津の3人が未来の話するシーンで、世津が、「裕之さんが無事に帰ってくること(中略)わかりましたか!」「修さんは学問を頑張ること。返事!」と言いながら、2人の手を握るのだが、手を握ることにしたのは、有村のアドリブ。

 「台本にはなかったんですが、最後に触れたかった。裕之さんの手をとって、次に修さんの手をとって、ぬくもりを感じたかった。そこのシーンでは本音というか、言葉にはしないけれど、思いがちゃんと伝わったらいいなと思って演じました」(有村)

 なお、番組公式ホームページなどには、「三浦春馬さんは、役作りのために髪を刈り上げて撮影に臨み、戦時下という困難な時代にどう生きるか葛藤する若者を見事に演じてくださいました。謹んでお悔やみ申し上げます」と、三浦さんへの追悼文が掲載されている。

このニュースに関するつぶやき

  • インタビューもドラマも録画しましたが、どうしても辛くて見れません。ある程度時間が必要なのかもしれませんが、やっぱり彼が自ら死を選択したことは、日に日に受け入れがたくなっております。
    • イイネ!3
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  • こういう記事はさ、放送前に教えてよ!
    • イイネ!141
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