ARTA NSX-GTがFR化されたマシンで初ポールポジションを獲得【スーパーGT第2戦富士500クラス予選】

2

2020年08月08日 17:41  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

写真GT500クラスポールポジションを獲得したARTA NSX-GTの福住仁嶺と野尻智紀
GT500クラスポールポジションを獲得したARTA NSX-GTの福住仁嶺と野尻智紀
 2020年開幕戦に引き続き、富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第2戦GT500クラス公式予選は、ARTA NSX-GT野尻智紀が、今季からFR化されたNSX-GTに初ポールポジションをプレゼント。2番手にもKEIHIN NSX-GTの塚越広大が並び、ホンダNSX-GTが前評判通りのスピードでフロントロウを独占している。

 例年なら長距離ラウンドの開催が恒例となっていた8月に、ようやくの第2戦となった2020年シーズン。開幕の7月第3週とは打って変わって、雲間から夏の日差しが降る富士スピードウェイは午後14時30分のGT300クラス公式予選開始時でも気温28度、路面温度39度と午前とほぼ横這いながら、湿度が40%へと低下し、幾分しのぎやすいコンディションで幕を開けた。

■GT500クラス予選Q1 トップ3を3車種が分け合う
 デビュー戦を席巻し、この第2戦はハンデウエイトを搭載するトヨタGRスープラ勢や、初のFR化ながら1発のタイムで戦闘力を見せつけるホンダNSX-GT勢に対し、公式練習開始早々から上位タイムを記録していたミシュランタイヤ装着のCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rや、MOTUL AUTECH GT-R、そして占有走行で3番手に飛び込んできた平峰一貴らニッサン陣営がどんな勝負を繰り広げるかに注目が集まったQ1。

 15時03分のセッション開始早々にコースインしたModulo NSX-GT大津弘樹に続き、2分を経過したところでトヨタ、ニッサン勢もピットアウト。

 最後までウェイティングしたカルソニック IMPUL GT-Rと、KEIHIN NSX-GTベルトラン・バゲットが残り6分のところでトラックへと入り、GT500全15台がウォームアップを進めていく。

 セッション残り2分を切ったところで、アタックラップへ入ろうとしていた福住仁嶺のARTA NSX-GTが1コーナーのブレーキングでロックアップ。その後方から来た100号車RAYBRIG NSX-GT牧野任祐が、早くも計測4周目で1分27秒328のターゲットタイムを叩き出す。

 その後は2番手争いが激化し、ZENT GRスープラ石浦宏明、WAKO'S 4CR GRスープラ大嶋和也のCERUMO勢が立て続けにタイム更新を果たすと、DENSO KOBELCO SARD GRスープラ、au TOM'S GRスープラ、そしてカルソニック IMPUL GT-Rと、目まぐるしくフロントロウが入れ替わる展開に。

 この争いを制したのは、自身計測6周目にさらに自己ベストを更新したDENSO KOBELCO SARD GRスープラの中山雄一で、1分27秒602でチェッカーと同時に2番手へと返り咲く。しかし、100号車のタイムには惜しくもコンマ3秒届かず。

 3番手は12号車カルソニック IMPUL GT-Rとなり、Q1のトップ3はNSX-GT、GR Supra、そしてGT-Rの3車種が分け合う結果となった。

 また、最初のアタックラップを逸していた8号車ARTA NSX-GTの福住も、5周目に1分27秒991と28秒台を切り、8番手でギリギリQ1突破を果たしている。

■GT500クラス予選Q2 ホンダ勢がフロントロウを独占
 GT300クラスのQ2を経て15時41分セッション開始となったQ2は、39号車DENSO KOBELCO SARD GRスープラのルーキー阪口晴南が早々にコースイン。au TOM'S GRスープラの関口雄飛やRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴らも早めの動き出しを見せる。

 セッション残り6分のところで、最後の1台となっていたKEIHIN NSX-GT塚越広大がピットを出ると、残り3分で各車がアタックラップへ。

 ここで先手を取ったのはARTA NSX-GT野尻で、同じ計測4周目で28秒台に留まった100号車RAYBRIG NSX-GTを抑え、1分27秒300のトップタイムをマークする。続いて、KEIHIN NSX-GT塚越が自身3周目の早い段階で1分27秒481として2番手へと浮上してくる。

 その背後ではGT-R vs GRスープラの3番手争いが繰り広げられ、23号車MOTUL AUTECH GT-Rロニー・クインタレッリ、12号車カルソニック IMPUL GT-R佐々木大樹が27秒台後半の攻防を展開すると、トップバッターでトラックインしていたDENSO KOBELCO SARD GRスープラの阪口が5周目に自己ベストを更新し、1分27秒729で2台のGT-Rを仕留めてみせる。

 そして最後のアタッカーとして注目を集めたKEIHIN NSX-GT塚越だったが、わずかに自己ベストを更新したものの首位奪取はならず。ARTA NSX-GT野尻がFRのNSX-GT初ポールポジションの栄冠を勝ち獲り、ホンダ勢がフロントロウを独占。

 3番手DENSO KOBELCO SARD GRスープラを挟んで、4番手、5番手にはMOTUL AUTECH GT-R、カルソニック IMPUL GT-RのニッサンGT-R勢も並び、明日8日(日)午後13時スタートの決勝に向け、3メーカー、3車種の激しい300kmバトルを期待させる予選結果となった。

あなたにおすすめ

ニュース設定